「仙台ぐらし」-震災前、震災後、今やっていることをやり続けなさい

【読んだきっかけ】
twitterのフォロアーさんが、読後感をぽそっとつぶやいていたときに印象に残り、僕も読んでみました。

「仙台ぐらし」
伊坂 幸太郎。荒蝦夷。2012
仙台ぐらし
【内容】
「ゴールデンスランバー」などを書かれた、作家である著者が、自ら住む町のことを中心に書いたエッセーをまとめた本です。

2005年から2010年末までに書かれた「~が多すぎる」というタイトルで始まる9本のエッセーとその振り返り。
2011年の東日本大震災の後に、仙台に住み被災した著者が、震災やその後の生活を綴る4本の短いエッセー。
そして、意図せずに震災に関わることを書いた短編小説。

どうしても東日本大震災のことを考えてしまいますが、最初の十本のエッセーはごくごく普通の仙台のこと、著者自身の思うことなどが書かれています。
まぁ、「ミルクコーラ」とか不思議なものも出てきますが。。。

震災後のエッセイには、著者自身の被災・とまどい(消失感と疲労感とそれでも前に進んでいくことと)が訥々と書かれています。

【感想】
最後の「震災のこと」に書かれている、友人のもとに海外の知り合いから届いた言葉「今やっていることをやり続けなさい」。そして、それを受けての著者の最後の一言「僕は、楽しい話を書きたい」。

この文を書ける心境になるまで、一体どれくらいの様々な気持ちが著者の中を流れたのだろうか。
そんなことを読み終えて考えました。

楽しい話を、僕は読みたい。

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