『昆虫の交尾は、味わい深い…。』(岩波書店)

生物モノの面白さでは、個人的に好きな岩波科学ライブラリー。
そこから生物モノが出ていたので読んでみました。

上村佳孝『昆虫の交尾は、味わい深い…。』。岩波書店。2017

昆虫の交尾(著者紹介によれば最近は魚類にも興味が?)を研究する著者による、ハサミムシやトコジラミやショウジョウバエたちの交尾の不思議。

ハサミムシのオス、メスの交尾器や受精嚢は、それぞれ体長くらい、あるいは体長の2倍。なぜそんなに長いのか…

トコジラミのオスはメスの皮膚の下に精液を注入する。なぜ、メスを傷つけるような行為をするのか…

そこから見えてくるのは、メスによる隠れた戦略=交尾開始後の精子やパートナーの選択である。
適度な課題のある交尾が、メスにとって最大の遺伝的な利益を得られるという秘密があった。

内容(とタイトルの・・・)がちょっと電車の中で広げて読むにはなにかもしれませんが、最終的には昆虫の様々な生態・戦略が、種の保存のためにどう有効に機能しているかを語る真面目な本です。で、面白い。
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