7月に読んだ本(2冊)

7月に読んだ本から2冊

野中尚人、青木遥『政策会議と討論なき国会』。朝日新聞出版。2016

日本の政策を決める方法が、官僚主導の審議会から官邸(政治)主導へと変わっている。

それをもたらしたのが「政策会議」であるが、定義が曖昧であり、かつ会議体として発足当時から現在の使われ方へ大きく変わった。
民主党政権下では官僚から官邸への政策決定の移動(ただし結果としてうまく機能しなかった)のために政策会議が使用されようとしたが、安倍政権下では首相のリーダシップを発揮するため多用へと変わっている。
しかし、政策会議の内容を見ると、そこでは討論はなく、トップダウンの指示の追認的な働きしか行っておらず、結果として恣意性や政治的多様性を失うものになっていないか。

本書では、こういった疑問に対して、政策会議の歴史・機能の変遷や、政策会議・国会の討議内容の分析を行い、現在の日本で政治的討論がほとんど行われていない現状を示し、また政治主導への憂慮点を挙げている。

小林啓倫『マストドン 次世代ソーシャルメディアのすべて』。マイナビ新書。2017

マストドンの今と特色、今後についてを5人の著者が各々の視点・経験から書く。
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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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