『水俣を伝えたジャーナリストたち』(岩波書店)

7月に読んだ本。

平野恵嗣 『水俣を伝えたジャーナリストたち』 岩波書店。2017

1956年に公式確認された水俣病。ジャーナリストである著者は、2006年に水俣を訪れ、水俣と向き合ってきた人々の話を聴く。
最初に会った、医師であり水俣病問題と深く関わってきた原田正純氏の「見てしまった者の責任」という言葉に打たれ、その後も水俣を訪れ、水俣と向かい合った人々に取材を続ける。
本書は、水俣病を取材してきたジャーナリスト達を題材に、彼らが何を行ってきたかを記す。

写真家・映画監督、テレビ局・新聞社などに務める者。。
水俣病問題の告発や被害者支援に積極的に関わって来た人も居れば、あえて一歩引いた位置から伝えてきた人もいる。
現地で継続的に活動を続ける人もいれば、一時的に現地に暮らしてはいたがそこから離れた人もいる。
そして、水俣に直接関係する人もいる。

「見てしまった者の責任」を引き受けてきた人たちについての記録である本書は、同時に水俣がどのように日本社会において受け止められ、そして無視されているかを記録する本にもなっている。

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 水俣を伝えたジャーナリストたち

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