『社会にとって趣味とは何か』(河出書房新社)

7月に読んだ本。

北田暁大、解体研(編著)。『社会にとって趣味とは何か 文化社会学の方法基準』。河出書房新社。2017。


主にピエール・ブルデューの社会学的な「テイスト」の考えに基づきながら、テイストという概念が、文化消費において適切な概念かを検証しようという試み。各分析では、結論に至るまでの地道なデータ検証が示されている。

実証的なデータに基づき、例えば小説の読書を趣味とみなすかどうかには個人のテイストが重要な資源となっており(テイストによる序列化が意味を持つ)、小説ジャンルが個人の自認に関係していることが示される。
マンガの読書経験のジェンダー差が、マンガからの趣味活動へどう影響しているかが検証され、ファッションではファストファッションが他人との差異化に対する意識をどう変えたかの検証が行われる。
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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 社会にとって趣味とは何か

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