近代日本の金・外貨政策(慶應義塾大学出版会)

6月に読んだ本。

齊藤 壽彦。『近代日本の金・外貨政策』。慶應義塾大学出版会。2015

明治から第二次世界大戦までの日本の金・外貨政策を、豊富な資料でまとめた大著。

・日本が通貨政策上で金本位制をとっていた時期の、金本位制の維持のメカニズム(中央銀行が自力ではなく、国際情勢における自国の歴史的な位置づけが大きく影響、公定歩合操作とその限界、横浜正金銀行の利用など)

・正貨の運用(内外での流入・流出とその使用用途)

・国際(諸外国)金融史と日本の金融史の両面からの考察

・日本の貨幣史を考える上での信頼・信用度の問題

こうした問題が緻密に検証されると同時に、金融のなかで果たした個人の役割(政治家、財務官など)の重要性の認識と詳細な分析も書かれている。

私がまったくの素人なので、読み込むことはできなかったが、著者の研究の集大成であるということが感じられる。
(図書館でタイトルだけ見て借りてみたものの、読み終わるまでに3週間)
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