5月に読んだ本(2冊)

5月に読んだ本。専門書から2冊

三代川邦夫 『被害者の危険の引受けと個人の自律』。立教大学出版会。2017

被害者が法益侵害そのものでなくその危険をはらむ行為に承諾している場合に、その意思はどうあつかわれ、どう法に反映すべきか。個人の自律を評価するのであれば、その同意に反することは個人の自律を害するものと考えられる。そこでの個人は超理性的な個人が考えられている。

桂木隆夫『公共哲学とはなんだろう  民主主義と市場の新しい見方(増補版)』。勁草書房。2016

公共性とは開かれた民主主義とフェアな市場主義を維持すること、15年前に書いたときの著者のこの考えは、公共性が危機に瀕する今、より重要となっている。
今(偏狭なナショナリズムやグローバリズムと言う名の弱肉強食)は公共性の試行錯誤の中の一過程なのか。
公共性の定義やその考え方の歴史、公共性を作り出す民主主義と市場主義を概観し、公共性を問う。
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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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