『武道論』(大修館書店)

以前も紹介したことがあるが(http://honnohon.blog137.fc2.com/blog-entry-159.html)、今回は序章・1章を。

富木謙治 『武道論』 大修館書店。1991

嘉納治五郎と植芝盛平という二人の武道家より教えを受け、また自身も教育者として武道の体系化を進めた著者による武道論。

序章 武道とは何か
・武道の本質は「殺傷性」と「無限定性」にある
 -武道の技術は三種類。殺により制御、傷により制御、殺傷なく暴力を制御
 -武道の技は、殺傷性と無限定性により多様化を生み、技の工夫がやがて道につながった

・練習法には守破離の三段階がある
 -形の徹底した反復に徹する守
 -個性が形を破り外に現れる破
 -形を学んで形を超える離

・現代武道のあり方としては、競技化によって限定性が生じ、それにより本来の形・わざが見失われる危険性がでている
 -形と競技の両面からの練習が必要である
 -「和」や「無構え」「無心」が現代武道の教育理念としてある

1章 武道の現代化とは
・体育に期待されるものは、心身の適切な刺激と活動による発達、体をとおした心の鍛錬
・武道技術の変遷として
 -技術の分化
 -地稽古、試合
 -技術の純化(分化-類型化-エッセンスの抽出)
 -技術の様式化(合理化、倫理化、美化)が求められる
・形について
 -練習の基準として、上達の早道として使用される
 
など
関連記事

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

tag : 武道論

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる