『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)

3月。

門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』文庫版。角川文庫。2016

3.11からの1週間を中心に、東京電力福島第一原発事故の現場で、事故に立ち向かっていた人々を書く。

吉田所長だけでなく、現場の若手から熟練、東京電力社員・協力会社・地元の人々、そして自衛官、官邸など、様々な人があの場でどんな状態でどのように立ち向かったかが書かれる。

本書ではあえて原発の存在については問わない。
事故の深刻さ、その事故に立ち向かうことがどれだけの危険をもつものであったのか。
現場の個々の人々の危険という意味合いだけではなく、最後に書かれる所長や関連組織の元長の語った危険は日本が存在し続けられるかの危険も意味するものであった。

美談にしたいとかそういうことではなく、何が起きたか、そしてそこから何が起こりうるのかを考えるために心に残る本。
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