『誰も教えてくれない 質問するスキル』(日経BP社)

honnohon

芝本秀徳 『誰も教えてくれない 質問するスキル』。日経BP社。2016。

・質問力を高める4要素の理解
・何を質問すべきかがわかる
・どう質問すべきかがわかる
・普段の練習法がわかる
をゴールとして書かれた本。
02-23 17:54

質問の効用は次の3つ。
1、情報を引き出す。
2、思考を促す、方向づけをする。
3、関係を築く。

2章は質問の四要素について。質問をするというスキルは、次の4要素があると著者は考える。
1、抽象化思考(つまりどういうことか)
2、問いかけ技術
3、フィードバック
4、議論の見える化
02-23 18:01

3章は要求を引き出すための質問のしかた。
言葉の壁は表現を変え折り返しの質問で確認。
抽象の壁は、要求-仕様-指示・作業を意識し、要求を問う。
この時自分がどちらに向かっての質問をしてるか考え、要求の階層を遡るのが重要。
何のため?
何に使う?
困ることは?
他の方法は?
02-23 18:06

具体的な方法として、オーナー要求整理シートが示される。
背景-今までこうだったよね?
問題-これが問題だよね?
要求-だからこうしたい?
仮説-この解決策にしたのはこうだから?
今回-今回するのはこれ?
成果-どんな成果を見込むの?を
まとめ文章化&図式化する。
02-23 18:10

あとは意識の壁を崩すために、なにをやる、なんのためにやる、どうなれば成功、を明確にしたプロジェクトチャーターから書く。
要求を引き出すためには、予断を持たず、自ら引き出し、意図や感情に注意することが重要。
02-23 18:12

4章は、少し話題が変わり、問いかけによる育てが書かれる。
相手を助けてあげることに使える手段が「質問すること」。
期待を伝える時に問題を課題化し明確に伝える。この時に質問を相手に投げかけ、相手に考えさせる。できれば提案が出てくるように質問をする。
02-23 20:47

適切な質問でフィードバックや次のビジョンを導くことも必要となる。
問いかけに際しては、自らの発言を控え、指示ではなく協力を求め、謙虚な態度であり続けることが必要。
問題の課題化には、あるべき姿を想起させる質問、ギャップの埋め方、具体的な質問などを使う。
02-23 20:50

5章は質問によるファリシテーション。
よい議論を作るための質問が取り上げられる。
まず、現状を問いかけ、次にあるべき姿を問いかけ、議論を明確にするために質問をする。
その際に図を使い具体化しながら見える化していくことも大切である。
02-23 20:53

要求=ブレイクダウンする、階層をもつなのか、仕様=それ以上ブレイクダウンできないものなのか、を理解することが重要と感じました。
この辺りが自分が仕事で相手から要求を聞きだす際にうまく切り分けできていなかった(相手に伝えられていなかった)ことなので、この問い方を工夫することで、相手の何をしたいをもっと上手に引き出したい。
そのためには、本書の「オーナー要求整理シート」の形に類したものをつくる。そして、何度も著者が書いているように、要求と仕様、どちらの方向に向かった質問をしているかを常に意識する、がポイントになってくる。
なんにせよ、あとはここからどう自分の仕事に活かすか。
著者の他の本も気になりました(日経でやっていたセミナーも気になりましたが、ちょっと僕には高かった)
関連記事

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

tag : 誰も教えてくれない 質問するスキル

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる