『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎』

honnohon

1/30の週に読んだ本。
デヴィッド エドモンズ、ジョン エーディナウ  『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎』。ちくま学芸文庫。2016(文庫化)。

とりあえず…タイトル長い。
原題はウィトゲンシュタインの火かき棒。確かにこれではわからない…
02-03 18:29

内容としては、ケンブリッジ大学で両哲学者によって行われた、哲学の諸問題はあるのか、についての激しい議論を追うもの。
とは言え、本書の関心は、両者がその場で初めて出会うまでにある。多くの共通点を持ち、そしてそれ以上に彼らを異らしめたものは何なのか、それを追求する物語でもある。
02-03 18:32

共通点としては、ユダヤ系でありウィーンに住んでいたということ。共にナチスのオーストリア併合により大きな影響を受けたであろうこと。さらには、ラッセルという哲学者と深い関わりを持っていたこと。
しかし、これらの共通点は、それぞれにとって全く違うものをもたらした。
02-03 18:36

恵まれた出自により、これらの共通点に対しより広い選択肢を持ち、その能力を発揮しながら、好きなように生きることができたウィトゲンシュタイン。
一方、生活でも学問でも多くの苦労をしながら思うようには生きられなかったポパー。
02-03 18:38

2人の激突は、しかし、ポパーが書いたような内容ではなかったのではないか、と本書を読むと思えてくる。
そこには、決して分かり合えない哲学者同士の、声高な主張がそれぞれあったでけではないのだろうか…
02-03 18:40

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ジャンル : 本・雑誌

tag : ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた

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