『たけくらべ』(集英社文庫)

1/23の週に読んだ本。

樋口一葉 『たけくらべ』。集英社文庫。1993


「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」の三篇が収録。

「たけくらべ」は、遊郭周辺の街に住む子供達の思春期の一こまを描く物語。
主人公は、やがて遊女となるであろうことを自ら感じている美登利と、僧侶の修行のため遠くに行くことが間近に迫る信如。
子供達集団の争いの中で対立する二人だが、二人の間には、本人達だけが気づきながらもて認めない男女の淡い感情があるような、ないような。。
そんな子ども時代も、唐突にある日を境に変わる。

「にごりえ」は、やはり私娼街の話。
主人公のお力は魅力的でしたたかな酌婦であり、かって未来を約束した男も疎遠にする。
そんな彼女は、幸せを掴むのだろうか、それとも幸せを掴みかけても拒むのであろうか。

いずれも、話の内容もあるが、文体というか文の躍動感に、いつのまにか先へ先へと読み進みたくなる。
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