『大つごもり 十三夜』(岩波文庫)

1/2の週に読んだ本。

樋口一葉 『大つごもり・十三夜』。岩波文庫。1979


新年を迎えたばかりですが、表題の大晦日のお話を含む樋口一葉の短編集。

「大つごもり」
主人公のお峰は、吝嗇で有名な御身代のお屋敷で苦労しながら女中奉公する。
両親を早くに亡くし、唯一の親戚であり実の親子同然に叔父夫婦に育てられた。その叔父が病に倒れ、一家が窮乏に陥り、恩を返したく御身代に借金を申し込むがすげなくされる。

叔父一家は借金を返さなくては年を越せない。。。

大晦日、お峰は遂に主家からわずかなお金を盗んでしまう。
いつ盗みが露呈するか。。そんな彼女を救ったのは意外な人物だった。

その他の短編も、当時の女性の置かれている立場や心情を細やかに書く。

今まで読んだことがなかった樋口一葉だが、「大つごもり」の結末の鮮やかさや、それぞれで書かれる主人公の心の動きなど、もっと以前に読んでおくべきだったと思った。次は長編を読んでみようかな。
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tag : 大つごもり・十三夜

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