『夜明けの辻』(新潮文庫)

12/26の週に読んだ本。
山本周五郎 『夜明けの辻』。新潮文庫。1986

山本周五郎の中短編集。
表題作「夜明けの辻」は、江戸時代の一人の思想家、山県大弐の受け入れを巡っての藩の内紛に巻き込まれた男の物語。
最初は彼の説に武士社会の危険を感じた功刀伊兵衛であるが、彼を追って話を聴く内に、いつしか考えを改める。
一方、彼の友人の来栖道之進は、大弐の説の元で学んでいたが、藩のため/彼自身の保身のために大弐を裏切る。
二人のそれぞれの道は、再び交わるのだろうか。。

その他、頑固老中宅に、息子同然の甥っ子が持ち込んできた女性の世話を巡る滑稽物「嫁取り二代記」や、武士としての行き方を貫くためにそれまでの交誼を捨てる「梅月夜」、己が何として生きるかを迷い掴む鯨漁師の男を書く「熊野灘」など全11編。
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