『天災から日本史を読みなおす』(中公新書)

12/26の週に読んだ本。
磯田道史 『天災から日本史を読みなおす  先人に学ぶ防災』。中公新書(2295)。2014

地震、噴火、土砂崩れ、津波。。。
様々な天災が、どう歴史に残され、そして歴史を変えたかを文献に基づいて調べていく。

第1章で取り上げられるのは地震。天正地震が徳川家康を救い、天正地震と伏見地震が豊臣秀吉の天下を終わらせた様を書く。

第2章で取り上げられるのは噴火。宝永地震と富士山噴火の関係を、武士の日記などから見ていき、江戸を含めた被災状況を示す。また、そこから富士山噴火や南海トラフの地震についての周期性を考察する。

第3章では土砂崩れや高潮について、地方の文献などから、それぞれの地方がどのような被災状況にあい、現在想定されている被災規模と比較する。先人の知恵を今の防災に活かす方法も示される。

第4章では、津波が佐賀藩にどういう影響を与えたかなど、天災が被災地の政治や歴史にどう影響を与えたかを書く。

第5章では、著者の身内の事例をもとに津波災害の恐ろしさや教訓を説く。

第6章では、東日本大震災の被災状況から、今まで常識とされていたが実際にはそうではないことや(松が津波に弱い)、被災時の心得(直感が生存につながる、自分の命は自分で守る)が書かれる。
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tag : 天災から日本史を読みなおす

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