『本気で取り組む災害食』(同時代社)

11/25に読んだ本。
『本気で取り組む災害食  個人備蓄のすすめと共助・公助のあり方』
奥田和子。同時代社。2016

2016年4月の熊本地震での飲食物の供給状況を省みながら、自助・共助・公助をどの段階でどのように活用すべきかを1章で考察。
公助が働かない震災直後数日における自助の重要性(自助・共助による公助の補完)や、公助が弱い特別に配慮が必要な人への飲食物提供についてが書かれる。

2,3,5章では災害食についてのポイント。

・災害後のステップで求められる災害食が異なることを考えての備蓄
ステップ1 震災直後(~3日目程度)
 -水や熱源がないので、米や乾燥野菜は食べられない。包装をあけてすぐ食べられるもの
 -非常用持ち出し袋の中の災害食(ビスケット、クラッカー、かゆや雑炊の缶詰、バランス系栄養食品、フルーツ缶、羊羹など
 -ステップ2までの移行期間は家にある災害食(カップめん、アルファ化米-電気が回復してれば)、レトルトや缶詰

ステップ2 やや落ち着き(約1週間後~)
 -電気が回復していれば伝記を利用した食、ただし水道は使えない可能性もある
 -無洗米、缶詰・レトルト食品

ステップ3 日常への回復時期(約1ヶ月後)
 -野菜などビタミンミネラルの補給と、多様な食品が求められる
 -乾麺、無洗米。生野菜や肉魚などが食べたくなる時期

・災害食と備蓄に求められるのは
-①好物、②ローリングストック、③災害食を食べるのに水分がどれだけ必要か知る、④1人1日3リットルの水、⑤使いきり分量、⑥野菜ジュース含め、野菜や果物の加工品の備蓄
-飲み物は水以外に普段よく飲むものを

・野菜の備蓄には
-野菜ジュース缶(ステップ1)
-野菜の缶詰やレトルト、瓶詰め(ステップ2)
-上記に加え、生野菜、乾燥野菜、冷凍野菜など(ステップ3)

・アルファ化米の戻し方
-水以外の飲料でも戻せる(お茶など)
-加工食品(と水を足し)でも戻せる
-ハイゼックス法で加熱するのが安心
 
こういった耐熱の袋にお米と水を入れて、鍋の沸騰水のなかで加熱(本書の各種実験では13分)

4章は自治体に求められる災害食の備蓄について。
関連記事

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

tag : 本気で取り組む災害食

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる