『小説スーパーマーケット(上・下)』(講談社文庫)

honnohon

11/20読んだ本。
『小説スーパーマーケット』
安土敏。講談社文庫。1984(文庫版)


地方のスーパーマーケットに、オーナーの親戚というから大銀行より転職した主人公、香嶋。
彼は、これからの発展が見込めるスーパーマーケットという業界に賭けてみた。
11-21 18:52

しかし、彼はやがて彼が転職した石栄ストアの、様々な事実を知る。
鮮度が悪いものを売ることに抵抗を感じない従業員。
店の商品をくすね、転売していると思われる従業員。
衣料品フロアでは、巨額の隠された不良在庫を見つけ、その裏に不正を感じる。
しかし、経営層にはそれらがわかっていない…
11-21 18:55

そんな中で、彼は自らの信じる道を進む。商品の管理方法や販売の仕方に仮説を持ち、実証することで確かめ、展開していく。
若い従業員たちと、商品の取り扱い始め売り場について研究会を開き、改革の風を従業員とお店にもたらす。他のスーパーから教えをこい、自店に活かす…
11-21 18:58

一方で、社内にはびこっていた不正の元を突き止め、果断な処置を行う。
清濁併せ飲みながら、5年間が過ぎ、彼と仲間たちの努力が利益という実りを産み出した頃さらなる衝撃が、石栄ストアを襲う。彼は店を去るのか…
11-21 19:01

現役のスーパーマーケットチェーンで活躍する著者が、自らの体験を踏まえながら書いた物語。
11-21 19:02

単なるビジネス小説ではなく、従業員同士の恋愛(それも意表をついた形で)や、スーパーマーケットの内部の仕事の仕方の変遷(職人中心から標準化へ。。。)も書かれていて興味深い。
この本を読んだきっかけが、主婦パートについて書かれた本(http://honnohon.blog137.fc2.com/blog-entry-1675.html)で、そこで書かれていた当時の流れがよくわかる内容であった。

こちらの本を参考に、伊丹監督が撮ったのが『スーパーの女』とか。

あらすじを見ると、本書とはまったく違った内容のようですが、この映画はこの映画で面白そう。。
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