『脳には妙なクセがある』(扶桑社)

10/17の週に読んだ本。
『脳には妙なクセがある』
池谷裕二。扶桑社。2013

脳研究者による、最新の脳に関する科学・知見を、通常の生活の中などで関心をもちやすい話題と関連させながら説明する。

まえがきに書かれている著者の重視する章に書かれているものを例にとると

・形(身体)から気持ちを変えられる-笑うから楽しくなる、姿勢を正すから自信が持てる、言葉や記憶で脳の中が変わる
・無意識(あるいは既に作られた決定)が自分のほとんどを動かし、それを自由意志と錯覚している
・心とは脳が作り出した身体性の省略回路であり、身体性や行動を言語化したものが脳内表現(だから身体性や行動がむしろ先にある)。出力を重視する器官であるから出力を意識した行動が重要

といったことを、実験や研究結果で示しながらわかりやすく説明する。

全般に通じるのは
・脳を最上位と考えるのではなく、身体性が脳に先んずる
・脳はいろいろ錯覚している(自分をよく評価する、状況によって外部への評価がかなりふらつく、過去の経験などにしがみつく)
・脳は出力によって情報を保存する
ということかな、と思いながら楽しく読みました。
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