『怠ける権利』(平凡社ライブラリー)

9/26の週に読んだ本。
『怠ける権利』
ポール・ラファルグ。平凡社ライブラリー。2008

マルクスの娘婿であるフランスの社会主義者の著者が、1880年に書いた本。
「怠ける権利」「資本教」「売られた食欲」の3作(「売られた食欲」は短編小説かなぁ)が収録されている。

「怠ける権利」では、資本家などによる過剰生産・過剰労働の奨励に対し、なぜか数で優る労働者が唯々諾々と従い、それによって彼ら自身をよりひどい生活に落としめている不思議さが書かれている。
過剰生産によって作り出された品物を売るために輸出が行われ、売り先争いが戦争に繋がる状況を示唆し、資本家(非生産者)と労働者の格差が広がっていく中で、労働者へ「怠ける権利」を訴える。

「資本教」は、資本主義を宗教になぞらえ、その教義を教典的に書きながら、その異常さを際立たせる。


1880年に書かれた本であるが、今読んでいてしっくりくるというか。。。今も変わらないのか、昔よりひどくなっているのか。
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