『日本まじない食図鑑』(青弓社)

9/26の週に読んだ本。
『日本まじない食図鑑 お守りを食べ、縁起を味わう』
吉野りり子。青弓社。2016

日本各地に伝わる「神事、仏事、伝承行事のなかで何かの願いを託してお供えされる食材、食べられる料理」を「まじない食」として定義し、著者は日本のまじない食を訊ね歩く。

京都では、夏に病を防ぐためにキュウリに病をとじこめる「きゅうり封じ」を尋ね、
山梨では、厄落としの際に郷土料理であるほうとうを食べる「ほうとう祭り」を尋ね、
鳥取では、嘘を帳消しにするという「うそつき豆腐」を尋ねる(これは周辺地域では食べるものが変わるのがまた興味深い)。

十以上の地域のそれぞれのまじない食が紹介されるなかで、

まじない食にみられる合理性(旬のもので必要な栄養素をもつものを食べることによる身体への効果、倹約のための食材、その土地でよく採れるなど馴染み不快)、過去からの連続性、断絶の可能性(香川の団子馬は作る人がいなくなってきている)などがまとめられている。
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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 日本まじない食図鑑

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