『安倍「壊憲」を撃つ』(平凡社)

8/29の週に読んだ本。
『安倍「壊憲」を撃つ』
小林節、佐高信。平凡社。2015

元大学教授で長年にわたり「改憲」を唱えてきた小林節氏と、護憲を唱えてきた佐高氏。

意見を異にするはずの2人が、今の政権が行っている「壊憲」=一時的に主権者より国家権力を預かっているにすぎない権力担当者が、主権者が権力者に課した最上位の制約(憲法)を無視し、権力を主権者である国民から奪おうとしている=状態に強い危機感を覚え、安倍「壊憲」を阻止すべく協力している。

本書では、著者2人の対談形式で、

今の日本国憲法がおかれている危機的な状態(本来成り立たないはずの様々な解釈を、政府が一方的に強弁し、憲法を無視した法律制定を進め、さらには憲法の改悪を目論んでいる)

安倍政権の源流(岸氏にはじまる憲法観など)と自民党・政治家の質の低下(本来的な議論を無視し、反対意見に耳を傾けることなく、幼稚とも思える自分達だけの感覚だけで物事を強引に行う)

社会的に広がる憲法と相容れない状況と、法曹界の実態

などが率直に語られる。

改憲派である小林氏の今までの経験(自民党と関わり見てきた自民党の質の変化、池田大作氏との交流、自らがどう憲法学者として考えをもってきたかなど)が対談によって引き出されており、興味が持てる。
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