『3D地形図で歩く 日本の活断層』(創元社)

8/29の週に読んだ本。
『3D地形図で歩く 日本の活断層』
柴山元彦。創元社。2016

活断層はという言葉は、知名度のわりに実際があまり知られていない。活断層の仕組みや特徴、生活との関わりをわかりやすく解説したいという思いから書かれたのが本書。

冒頭で活断層の定義(地面や岩の割れ目で両側にズレが生じている断層の内、260万年前~現在にくり返し活動があったか将来も活動する断層)、種類(正断層、逆断層、横ずれ断層とそれらがどういう地殻の動きで発生したか)、断層でできた地形の特徴などが書かれる。
同時に、断層によってできた地形(まっすぐな谷)が古くから街道などに使われたり、断層によって生まれる温泉など、人間の暮らしとの関わりも書かれる。

全国34箇所の活断層を選び出し、その活断層を各方角から3Dおよび平面立体図で概観し、写真で風景を見、地図とともにその活断層の成り立ちや長さや地形の特徴を数ページずつ解説する。

糸魚川-静岡構造線や中央構造線など有名なライン上の断層もあり、阪神淡路大震災で活断層の恐ろしさを示した諏訪山断層、熊本地震の日奈久断層なども紹介されている。



多くの断層によってできた地形の写真を見ていると、なんとなく山と平地の境目がまっすぐ続くところは断層による地形なのかな、とか、地図を見ているとまっすぐ続く直線的な谷は断層によるものなのかな、と思うようになります(素人目なのであっているかどうかはおいといて。。。)。

風景や地図を見たときに、こういったかっての地殻活動が意識できるようになると、防災意識にも繋がるのかなぁと少し思いました。
(まあ、断層だけでなく、河川の活動が地形に表れるとか、火山活動が地形に表れるとか。。。いろいろあるのでしょうけど)
関連記事

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

tag : 3D地形図で歩く 日本の活断層

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる