『カンディード』(光文社古典新訳文庫)

8/18の週に読んだ本。
『カンディード』
ヴォルテール(著)、斉藤悦則(訳)。光文社古典新訳文庫。2015

主人公の青年、カンディードは、恩師である偉大な哲学者パングロスの「すべては最善である」(ものごとは現にそうなっているようにしかありえない。なぜなら、ものごとはすべて何らかの目的のためにつくられたものであるから。必然的にすべては最善の目的のために存在する)を信じ今日も生きる。

愛しの姫君のいる国を追放され、突然兵隊となり悲惨な戦争に赴き戦火に巻き込まれ、脱走して着いたリスボンでは震災に会い、そしてエルドラドで巨万の富を得ながらも、裏切りや災難にあい続ける。

幾多の困難も最善説に基づき楽観的に捉え続けた彼は、幸いにも容姿は変わったが愛しい姫君と結婚し、ささやかな暮らしではあるが仲間達と暮らす。。。。
その人生は最善であったと、彼は果たして考えているのか?

最終章、最後に彼は言う。
「とにかく、ぼくたち、自分の畑を耕さなきゃ」
果たしてその心は。
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