『紙の建築 行動する』

7/25の週に読んだ本。
『紙の建築 行動する 建築家は社会のために何ができるか』
坂 茂。岩波書店。2016

1995年、阪神淡路大震災で建築により多くの人命が失われる様子を見た、建築家である著者。

彼は、建築家である自分が何をできるかと考えながらボランティアとしてかけつけ、鷹取教会を中心に活動する様々な人との関わりを通じながら、自らお金・人を集め、災害時に人を殺めることがない建物として「紙の」コミュニティ・ホールを建設するために努力する。

誤った報道による地域の人々や他のボランティアとの摩擦などを乗り越え、被災したベトナム人への仮設住宅「紙のログハウス」による支援なども行う(1章)。

そんな著者が紙を建築材料として扱うようになった背景や、建築家を志し修行した時代のことが書かれる2~4章をはさみ、次にルワンダでの紙のシェルターに自ら関わっていった経緯が書かれる(5章)。


著者の生き方には、常に「自分が何ができるか」「建築家として何ができるか」が流れているように感じられる。
それを端的に示しているのが本書のタイトルであろう。
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ジャンル : 本・雑誌

tag : 紙の建築

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