『科学の困ったウラ事情』

6/27の週に読んだ本。
『科学の困ったウラ事情』
有田正規。岩波書店。2016

日本の科学者がおかれている困った状況を連載してきた記事が一冊の本に。

1 基礎科学はこれでよいのか
2 天職からシゴトになった科学

 実用化・成果重視が科学者を疲弊させ、基礎科学に力が注がれない状態を起こしている。そして、科学のシゴト化は、個人を狭い専門家とし、経済的側面の重視へと繋がっている

3 研究の影に隠れる大学院教育
4 商業化される国際会議―失われゆくソサイエティ
5 研究者のベーシック・インカム
6 研究のマル査

 研究の商業化が、研究者の姿勢を変化させているが、学術会自体は変わっておらず、そのしわ寄せが若手研究者の研究姿勢に影響を与えている

7 学術研究というビジネスの裏側
8 論文数はどれほど重要か―置き去りにされる質
9 知識の1パーセント則
10 ハイエナ学術出版
11 ライブラリ化する大学図書館の未来
12 オープンサイエンスを誰が支えるのか

 研究の商業化が、論文の質より量の状態を生んでいる。

13 不適切なオーサーシップ
14 信用を傷つける「メガホン科学」
15 腐ったリンゴは落ちるか
16 研究不正とその対策
 
 論文の質より量状態は、別の側面として論文のニュース性重視や評価の歪みをひき起こしている。

17 老後の初心忘るべからず
18 評価経済社会
19 技術化する科学
20 社会のための、個人の科学

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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