『分断社会・日本』

6/27の週に読んだ本。
『分断社会・日本 なぜ私たちは引き裂かれるのか』
井出英策、松沢裕作(編)。岩波書店。2016


1 分断社会の原風景―「獣の世」としての日本
日本の近代社会の形成の中、大本教の出口なおは明治社会を「獣の世」として喝破した。
通俗道徳(勤勉、倹約。。)を実践ししかし失敗した人を、獣の世である弱肉強食の近代社会は、経済的な失敗=道徳的失敗と捉えた
る社会である。
この流れは、戦前・戦中・戦後と総動員体制や勤労へ姿を変えながら続いている。

2 分断線の諸相
・労働者の中の分断(正社員と非正社員の間の賃金格差、男性と女性の雇用形態の違い)を示し、同一価値労働同一賃金原則にその突破口をみる

・住宅問題における分断(公営住宅の倍率、持ち家の有無)

・政治・社会における分断(ネオリベラルの台頭、憎しみの組織化(政治の文化的領域への踏み入れ)など)

・西欧社会における分断(右翼ポピュリスト政党の台頭)

3 想像力を取り戻すための再定義を
弱者の間にくさびを打ち込む(既得権益を正当化する)再定義を阻止することが重要である

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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