6/3の週に読んだ本(3冊)

6/3の週に読んだ本から3冊。
『暦物語』
ブレヒト。光文社古典新訳文庫。2016

実用(教養?教訓)向けに書かれた短編集。

『外骨戦中日記』
吉野孝雄。河出書房新社。2016

反骨の人、宮武外骨はいかに黙したか。
彼の甥が、外骨が戦時中に書いていた日記から、外骨が黙していた空白の時期の生活を探る。

「戦争が始まってしまった今となっては戦争批判を言ってもはじまらない。体をはって時局批判ができる時代は過ぎ去ってしまった。せめてもの良心として時局に迎合したり協力したりせず沈黙を守り、ただひたすら嵐が過ぎ去るのを待つしかない。外骨のみならず、当時を生きた良心的知識人の多くがそう思って耐えていた時代だったのだろう」(p.36)

『交易する人間 ホモ・コムニカンス』
今村仁司。講談社。2000(文庫版2016)

人間の活動を、交易として捉え自然・他者との関わりを分析する。
交易の中でも「贈与」と「交換」を区別し、資本主義が「贈与」を破壊することで成立したと考察する。
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