『対人援助職に効く ストレスマネジメント』

5/23の週に読んだ本。
『対人援助職に効く ストレスマネジメント ちょっとしたコツでココロを軽くする10のヒント』
竹田伸也。中央法規。2014

介護、医療、福祉などで対人援助を仕事とする方向けに、どのように仕事のストレスと付き合うかを、認知療法の考えから10のヒントを示す。

1.支援者としての自分に自信がもてないあなたへ
 ↓
 マイナス思考のクセをいったん止めて、今していることに集中。
 自分のマイナスの考え方のおかしいところはどこ?と自問して自分の考えの矛盾点を探してみる
 自分の大切にしたいことを、今・ここの働き方に示す

2.言いたいことがうまく言えなくて困っているあなたへ
 ↓
 はっきり話法:
 状況を客観的に伝える
 「私は」を主語に言いたいことを考えてみる
 相手への配慮・建設的な提案を加えて、角が立たないようにしてみる
 うまく言えなかったら、あとで振り返ってはっきり話法ならどうだったかを考えてみる

3.利用者の行動が理解できなくて困っているあなたへ
 ↓
 相手の行動が起こるきっかけと結果を観察する
 きっかけを整えて、相手の持つ力を引き出す(目に見える環境、相手への関わり方)
 結果を変えて利用者の望ましい行動を後押しする(人に認められることは強い力になる)

4.利用者の意欲が引き出せなくて困っているあなたへ
 ↓
 スモールステップを使って、相手の能力に応じたケアを行う
 後押ししたい行動の後に、利用者の好きなことを届けて強化する

5.問題を解決できなくて困っているあなたへ
 ↓ 
 問題を、客観的な視点で整理する。似たものをまとめてみる
 具体的でできそうな「~する」目標を立ててみる
 思いつく限りたくさんの解決策を考え出してみる

6.利用者に苦手意識をもって困っているあなたへ
 ↓
 面談の構造化
 相手との面接は、時間・場所・頻度を事前に決める
 面接の最初に、その時間に話すことを具体的に決める

7.職場でついイライラして困っているあなたへ
 ↓
 イライラの種と距離をおく
 呼吸を穏やかにして、クールダウン
 自分の視点・相手の視点・俯瞰的な視点からイライラが必要かを見直してみる
 必要な怒りは、はっきり話法で表現する

8.仕事に追われて疲れがとれなくて困っているあなたへ
 ↓
 自分の時間をもって充電レパートリー(好きなことをする時間)を拡げる
 完成度と時間的猶予から仕事の優先順位を時々見直す
 自分にあったリラクゼーションでのんびりスイッチを入れる

9.仕事が気になって眠れなくて困っているあなたへ
 ↓
 眠くなってから寝床につく
 毎日同じ時間に起きて、朝の光を浴びる

10.職場での人間関係が築けなくて困っているあなたへ
 ↓
 他人の評価は相手の持ち場。他人が悪く思っている、と私が思っているにすぎない
 あいさつなどを重ね、相手への気遣いを行動にあらわしながら、今に集中
 自分でコントロールできることに注力
上記10のヒントについて、それぞれ1つの事例をもとに具体的に解説されているため、わかりやすい。
なぜこういった方法が効果があるかも書いてあるので、納得しながら読み進められるのもオススメ。

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tag : 対人援助職に効く ストレスマネジメント

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