シャンプー台の向こうに

「シャンプー台の向こうに」
パディ・ブレスナック(監督)。ジョシュ・ハートネット(出演)。2000。イギリス


<あらすじ>
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イギリス、ヨークシャーにある田舎町キースリーは、全英ヘアドレッサー大会が催されることになり、街全体が盛り上がりを見せていた。

そんな町で床屋を営むフィル。
彼は。かってこの選手権で二連覇を果たした凄腕の美容師だったが、三連覇がかかった大会前日、妻である美容師のシェリーがカットモデルのサンドラ(女性)と駆け落ちして以来、無気力に、客の髪を整えるだけの生活をしている。

新米美容師のフィルの息子ブライアン(ジョッシュ・ハートネット)は、全英大会に参加したいが父親のフィルは拒否。がっかりするフィルに、母親のシェリーが突然出場を持ちかける。シェリーには、どうしても今回の大会に出たい理由があったのだ。しかし、フィルは相変わらず乗ってこない。

そんな中、フィルのかつてのライバル、レイが、娘のクリスティーナをモデルとし、大会に乗り込んで来る。
ブライアントとクリスティーナーがお互い惹かれあう中、レイは手段を選ばず優勝を手に入れるようと画策する。。。
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妻とサンドラの同性愛者のカップルが、特にこだわりなく当たり前のように扱われていたり。。。
結局解決するわけではない理由は残ったままだったり。。。
舞台となる街がやっぱり景気が悪かったり。。。
このあたりに、何となくイギリス映画っぽさを感じてしまいます。

大会に向けて、1つの家族が再構成されていくストーリーも、楽しむことができました。
ブライアンとクリスティーナーの若い恋心と、フィル達のわだかまりを超えた思いやりという2つの心の通い合いを味わいながら、ヘアドレッサー大会のコミカルなやり取りも楽しめるお得な映画です。

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「リーグ・オブ・レジェンド」-登場人物、もりだくさん(すぎ?)

1つの映画で、いろいろな登場人物を楽しみたい。
そんなアクション映画です。

「リーグ・オブ・レジェンド/時空を越えた戦い」
スティーヴン・ノリントン(監督)、ショーン・コネリー(出演)。2003。アメリカ


あらすじ
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19世紀末のロンドン。中心部にある英国銀行が、謎の鉄仮面率いる戦車で武装したテロリストの一団に襲撃される。しかし、盗まれたのは貴金属でも貨幣でもなく、古い海上都市ヴェニスの設計図だけ。一団はドイツに関係あるように思われたがドイツは否定。
そして、ドイツ・ベルリンでは同じ一団が、今度は数十隻の飛行船を爆破する。
独英間を中心に、ヨーロッパは一触即発の危機的な状況に陥った。

その直後、アフリカで余生を過ごしていた伝説の冒険家。アラン・クォーターメイン(ショーン・コネリー)のもとへ、イギリス政府の使者が訪れる。
彼らは、クォーターメインに、ヨーロッパの危機による戦争勃発を防ぐため、超人的な能力を持つ面々がそろうチームのリーダーになることを依頼する。最初は渋っていたクォーターメインだが、自身も襲われ、正体不明のテロリストとの戦いに参加することを決意する。
ヴェニスで開かれるヨーロッパの和平会議を妨害しようとするテロリストと、それを防ぐクォーターメイン率いる「リーグ・オブ・レジェンド(英語はThe League of Extraordinary Gentlemen)の戦いが始まる。
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クォーターメインとともに戦うリーグ・オブ・レジェンドのメンバーは以下のとおり。

・ネモ船長(海底2万マイルの主人公。この映画でも大活躍の潜水艦、ノーチラス号の船長)
・ロドニー・スキナー(透明人間)
・ミナ・ハーカー(ヴァンパイア。メンバ唯一の女性)
・ドリアン・グレイ(オスカー・ワイルドの小説の主人公。不老不死)
・トム・ソーヤ(マーク・トェインの小説の主人公)
・ジキル博士=ハイド氏(二重人格で、高潔なジキル氏と暴力的なハイド氏)

これだけのメンバが出てくると、どうしても1人1人の描かれ方がちょっとずつになってしまいます。
登場人物盛りだくさんにしすぎたきらいはありますが、ここからそれぞれが主人公の小説や映画などに興味をもって読んでいくのもよいかもしれません。

個人的にはネモ船長が好きだったので、もうちょっと活躍させてほしいなーと思ってました。

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tag : リーグ・オブ・レジェンド 感想 映画

「時をかける少女(アニメ)」-切なさは刹那さかなぁ

筒井康隆のSF小説「時をかける少女」の20年後を舞台にしたアニメ映画。

SF的な要素は抑え気味に、どちらかというと青春・恋愛を表に出した映画ですが。。。

「時をかける少女」(アニメ)
細田守(監督)。2006。日本


あらすじ
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夏。
高校2年生の女子、真琴は、友人の男子生徒2人、千昭と巧介と3人でいつものように仲良く何となく日々を過ごしている。

そんな真琴だが、踏切での自身の事故を契機に、時間跳躍(タイム・リープ)する能力を得る。
タイム・リープを行うコツを身に付けた真琴は、日常のちょっとした不満の解消に使い始める。

しかし、千昭から思わぬ時に告白を受けた真琴は、狼狽のあまり、その告白をタイムリープで、強引に無かったことにしてしまう。

いつまでも3人の友達関係が続けばいいと考えていた真琴であるが、彼女のタイムリープが元でかえって厄介な状況に陥っていく。さらに、彼女が軽い気持ちで行ったタイムリープがクラスメートの学校生活を一変させてしまったり、千昭・功介の人生までも思いがけない方向に進めてしまう。

そんな時、千秋は自分の腕に残る数字に気がつく。。。

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この作品、個人的には切なさを多く感じました。タイム・リープという道具が、今という一瞬の「刹那さ」をより強く見せ、それが最終的に「切なさ」に繋がっているように思います。

たとえ過去を変えたとしても、その時その時の真琴の今の経験は真琴自身が感じたものであり、その過去をなくなったことにしても、なくなった未来に感じた感情は残っている。
そして、本来の「過去は変えられない」となった時に、余計に時間の流れの中での今という一瞬一瞬が取り返しがつかないものだと感じてしまう。

友情・恋愛を表に出しつつ、こういった「今」の積み重ねを感じることが、観終わったあとに残る「切なさ」を生み出している気がします。

「未来で待っている」というセリフも、観た人それぞれに解釈をゆだねていて、それもよいですね。

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tag : 時をかける少女 アニメ 感想

「惑星ソラリス」-SFというより哲学の映画。。

SF映画の傑作の1つとして挙げられることもある作品ですが、いわゆるスペース・オペラ的な素晴らしさではなく、哲学・思想を表現しようとした素晴らしさだと思います。

「惑星ソラリス」
アンドレイ・タルコフスキー(監督)。ナターリヤ・ボンダルチュク、ドナタス・バニオニス(出演)。1972。ソ連


あらすじ
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惑星ソラリス。
その星の調査は、ソラリスに広がる「海」の未知の活動により行き詰まり、ステーションとの連絡も途絶えてしまった。クリス(ドナタス・バニオニス)は、惑星上に浮かぶステーションへ向かう。
しかし、ステーションは荒れ果て、クリスの友人の物理学者は自殺しており、残された二人も何かに怯えている。

ステーションに滞在する内に、彼ら以外の人物を見かけ、そして数年前に自殺した妻ハリー(ナターリヤ・ボンダルチュク)が現れる。ハリー(のような女性)との接触、生活をしながら、クリスはソラリスに広がる海の謎を解こうとするが、帰還の日は迫り。。。
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原作は、スタニスワフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」ですが、レムが人間と全く異なり意思疎通ができない生命体との関係を小説の中心として書いているのに対し、タルコフスキーの映画は人間と記憶の中の合成物(作り上げられた妻)との関係を映画の中心にしているところが異なります。

ストーリーはあるようでないというか。。ハリーが出てきてからは、現実と記憶(願望)とその境がなくなってきて抽象性が増してきます。ぐちゃぐちゃ考えるのが好きな人には、このあたりが考えるタネになって面白いと思いますが。。。よくわからないや、って観るのを途中で止めたくもなります。

関係ないですが、この映画で日本の首都高が未来の情景として使われていたり、ブレードランナーで歌舞伎町が未来の町のモデルにされたりということを考えると、東京はやはりよくわからない時代を表現している街なんでしょうかねぇ。。

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tag : 惑星ソラリス 感想

ブラックホール(1979)-なぜか忘れられない映画。。。

どうしようもない映画ですが、何か頭の中に引っかかって消えてくれない映画。
僕にとっては、この映画がそうです。

「ブラック・ホール」
ゲイリー・ネルソン(監督)。1979。アメリカ。

あらすじ
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NASAの小型探索宇宙船が、ブラック・ホールの近くに、遭難し漂流する宇宙船を見つける。
それは、20年前に突然姿を消した宇宙船、シグナス号であった。

探索船の乗員達は、ブラック・ホールに吸収されてしまう恐れがある中で、シグナス号とのドッキングに成功する。彼らを迎えたのは、シグナス号にたった1人生き残ったラインハート博士とロボットたちであった。

しかし、シグナス号の倉庫から発見されたロボットから、ラインハート博士の秘密を聞いた乗員の1人が、ラインハート博士により殺されてしまう。他の乗員達はシグナス号からの脱出をはかるが、銃撃戦の最中、シグナス号は隕石群に遭遇し破壊され、ブラックホールにのみ込まれ始める。

探索船の乗員たちは、ラインハート博士と戦いながら、限られた時間の中、シグナス号からの脱出とブラックホールからの脱出を試みる。。。。

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1979年のアメリカの作品です。時代的にはその少し前にスターウォーズが作られているんですよね。

しかし、この作品は。。。

何かすぐ壊れそうなロボット。
ネタバレですが、ブラックホールに落ちた後は、まるで異界(地獄)のようなブラックホール内部の様子の描写。
ブラックホールの中でラインハート博士はとんでもないモノに変わって行く。。。

てな感じで、子供心に最後の方は、何じゃこりゃぁ(でも怖い)と思った覚えがあります。
あれから30年ほどたって。。。1回しか観ていないのに、記憶から離れてくれないのは、ある意味すごい?映画かもしれません。

残念ながらDVD化されていません。
youtubeにあった1シーンです。
30秒くらいのところに出てくる味方のロボットが。。。ロボコンの顔にしか見えない。



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tag : ブラックホール 映画 感想

「シューティング・フィッシュ」-考えないで爽快感を味わいたい時に

イギリスものの、若手俳優による軽快なコメディです。
笑ってスカッとしたいというときに良い映画ですねぇ。

「シューティング・フィッシュ」
ステファン・シュワルツ(監督) 、ダン・フッターマン(出演)。イギリス。1997



あらすじ
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バイトで出会った2人の青年、ディラン(ダン・フッターマン)とジェズ(スチュアート・タウンゼンド)。
孤児院で育った2人は意気投合。廃棄されたガスタンクを根城とし、大邸宅を手に入れるという夢のため、詐欺に一生懸命励んでいる。
そこにバイトで加わったのが医学生の女性ジョージー。ジェズは彼女に恋心を持つが、彼女にはすでに婚約者がいた。

ディランとジェズは、大きな詐欺を働こうとするが、狙った会社の部長が以前彼らの被害に合った人物だったため、詐欺がばれ、ふたりは3ヵ月ほど刑務所へ。そこへ、彼らがガスタンクに隠している200万ポンド分の紙幣が、出所前日に無効となる法案が突如成立してしまう。

一方ジョージーは、弟がいる施設を閉鎖から救うために、お金持ちの婚約者と結婚準備を進めていたが、婚約者が施設を閉鎖するつもりでいることを知り、結婚を取りやめた。
ジョージは施設を救うため、刑務所にいるディランとジェズに協力するふりをして、まんまと彼らの200万ポンドを手に入れる。
しかし、施設は一足先に元婚約者の手に買い取られていた。

出所し、事情を知ったディランとジェズは彼女に協力し、元婚約者へ大きな詐欺をしかける。。。

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非常に楽しくテンポよく話が進んでいき、その勢いにぐいぐい引き込まれ、あっという間にラストに流れ込み、「あー、面白かった~」という感じで終わります。終わった後に内容覚えているかというと、あまりに軽快すぎ細かいところは覚えていなかったりしますが、すっきり感が体と心に残ります。

知的興奮というよりは、軽快なコメディで楽しみたい~!と言う時にお薦めです(詐欺の手口も、鮮やかさというよりは勢い重視?)。

ガスタンクの家、こういう秘密基地みたいなところに住んでみたいですねぇ。

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tag : シューティング・フィッシュ DVD

「マネキン」-おしゃれにまとまったベタな話

ナイト・ミュージアムで展示物が動き出すということを書いていたら、この映画を思い出しました。

よく考えれば人形と恋をする、というちょっと危ない話ですが。。
音楽や雰囲気がキレイで、おしゃれ~な感じの映画にまとまっていましたね。

「マネキン」
マイケル・ゴットリーブ(監督)、アンドリュー・マッカーシー(出演)。1987。アメリカ


あらすじ
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フィラデルフィアのマネキン工場で働くジョナサン(アンドリュー・マッカーシー)。
かれは、美しい一体のマネキンを創り上げるが、芸術家気質の彼を嫌ったオーナーにクビにされてしまう。
以降、職を転々とするジョナサンだが、どこでもうまくやることができない。

そんな彼は、ある日、通りかかったデパートのショーウィンドウに彼の創ったマネキンを発見する。
デパートのオーナーである夫人を救った彼は、そのデパートに雇われることとなった。

ライバルのデパートに客を奪われ、業績が落ち込んでいるが、ジョナサンは彼の作ったマネキンが気になり、ショーウィンドウのディスプレイを手伝うことにした。

ある夜、1人でマネキンに見とれていたジョナサンに、マネキンが語りかけた。彼女は、エジプトの王女でエミーと名乗る。朝、エミーはマネキンに戻っていたが、素晴らしいディスプレイが完成しており、彼はマネキンが動き出したことが夢でなかったことを知る。

そして、毎晩彼はエミーとデートをしながら、見事なディスプレイを作りつづけ、デパートも業績を回復する。

しかし、ライバル店のスパイが彼のディスプレイ技術を怪しみ、とうとうマネキンが何か関係していることを探りあて、マネキン(エミー)を盗み、廃棄しようとする。
ジョナサンはエミーを必死に探し。。。

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この映画もそうですし、少林サッカーなんかにもありましたが、夜のデパートって何となくドキドキしますね。
実際には警備の人が回っていたり、警報装置がオンになっていて踊ったりしたらとんでもないことになるでしょうが。。

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tag : マネキン 映画 あらすじ

「ナイト・ミュージアム2」-安心できる笑いは変わらずスケールアップ!

前作で、無事に博物館の平和を守った主人公。
http://honnohon.blog137.fc2.com/blog-entry-228.html

その主人公が、最愛の息子とともに、さらに大きな戦い(?)に挑みます。
健全な笑いは相変わらず、が嬉しいところです。

<★★☆ 健全な笑いは変わらずのスケールアップが嬉しい>
「ナイト・ミュージアム2」
ショーン・レヴィ(監督)。ベン・スティラー(出演)。2009
。アメリカ。


あらすじ
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前作では、N.Y.の自然史博物館を守り抜き、息子との絆も取り戻した警備員ラリー(ベン・スティラー)。

彼は、自分のビジネスを成功させ、多忙な日々を送っていた。
自然史博物館の展示物たちは、彼らに夜だけ生命を与えてくれる魔法の石版により、毎夜自由を楽しんでいた。

しかし、自然史博物館にハイテクの波が押し寄せ、展示物がホログラムにより表示されることとなる。
不要になった展示物はワシントンのスミソニアン博物館の倉庫に搬送されてしまった。
搬送が終わった夜、自然史博物館の展示物で、スミソニアン博物館に搬送されたミニチュアのカウボーイからラリーに助けを求める電話がかかってくる。
魔法の石版がスミソニアン博物館に運ばれてしまい、スミソニアン博物館の展示物たちを生き返らせてしまったというのだ。そして、悲鳴とともに電話は切れてしまう。

ラリーは、ワシントンに飛び、広大なスミソニアン博物館へ足を踏み入れる。
ニューヨークにいる息子と協力し、なんとか倉庫にたどり着いたラリーだったが、太陽が沈み石版が光を放ち始め、古代エジプトの王カームン/ラーが3000年の眠りから甦る。
彼はナポレオンやアル・カポネといった人物を配下に従え、世界制服を企んでいた。

カームン・ラーを封じ込めるため。ラリーは、伝説の女性パイロットのアメリア・イヤハートやリンカーン、アインシュタイン、巨大イカなどを味方につけ立ち上がった、が。。。

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前作と同様、子供と一緒に見ても楽しめるような健全な笑いが一番好きなところです。

今回は舞台がスミソニアン博物館ということもあり、観ている内にアメリカの近・現代史を中心に学ぶことができます(出てきた博物館の展示人物などで、気になった人物などがあれば、その人物を少し調べてみてもよいかもしれません)。

多少マンネリ化した笑いの場面もありますが、それもまたよしかと。

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tag : ナイト・ミュージアム2 あらすじ

「ナイト・ミュージアム」-夜の博物館ツアーとかないかなぁ。

安心して笑える映画を観たい時、安心して笑える映画です。
僕の中では夏休みとか冬休みとか、ちょっと長い休みに観たい映画という位置付けです。

<★★☆ 童心にかえって、夜の博物館を楽しむ?と>

「ナイト・ミュージアム」
ショーン・レヴィ(監督)。ベン・スティラー(出演)。2006。アメリカ。


あらすじ
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ニューヨークに住むラリー(ベン・スティラー)。

なかなか仕事を続けられない彼は現在失業中。
妻から愛想をつかされ離婚され、最愛の息子ニッキーも元妻の再婚相手の新しい父親になつき、ラリーはニッキーとの繋がりも失いそうであせっている。

どうにか博物館の夜警の仕事に就いたラリーは、先輩の老警備員達から仕事を引き継いだが、なにやら怪しい感じが。。。

勤務初日。夜12時。ラリーが見回りを始めると、誰もいないはずの博物館内で物音が。。。
なんとティラノザウルスの全身骨格が吸水機から水を飲んでいる。さらには、モアイ像がしゃべり、原始人や元大統領のなど博物館の展示物が勝手気ままに動き出していた。
夜明けになると、彼らは元の場所へと戻っていったが、展示物は大混乱。。。

2日目、展示物について勉強し、秘密兵器を携えたラリーだったが、猿に鍵束を取られ、結局、博物館は大混乱。
ボスから首を宣告され、しかもニッキーにその場を見られてしまうが、懸命の弁解で首をまぬがれた。

ラリーは、ニッキーをその晩、博物館に招待した。
信じられない光景を見せてやるためだが、その夜は博物館に向けて別の計画が企てられていた。元の老警備員達が博物館の希少な骨董品を盗もうとしていたのだ。。。。

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ダメな中年・ダメな父親から、父親としての尊厳を取り戻せるか?
勝手気ままに動き回る展示物を手なずけられるのか?
そして、元警備員達の計画は阻止できるのか?

ファミリーもの、コメディものとして安心して健全な笑いの中で(-僕としてはここ重要)観ることができる映画です。お子様が居る方は、ぜひご一緒にどうぞ。

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tag : ナイト・ミュージアム 映画 あらすじ

「トゥルーマン・ショー」-コメディとしてもドラマとしてもおすすめ

ジム・キャリー主演の有名な映画です。
一応、コメディというジャンルになりますが、人生って何?と考えるドラマとしても素晴らしい作品です。

<★★★ ”人生”って何だろう>
「トゥルーマン・ショー」
ピーター・ウェアー(監督)。ジム・キャリー(出演)。1998、アメリカ


あらすじ
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保険のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)。

彼は、離れ小島のシーヘブンに暮らす。父親を水難事故で亡くしており、水恐怖症の彼は島から出たことはない。
平凡な一市民として、看護婦の妻と平凡で幸せな生活を過ごしている。

ある日、トゥルーマンは、彼の亡くなった父親に良く似た老人を見かけるが、老人はどこかに連れられていってしまう。その後、彼がいつもと違う行動を取ると、周囲の人間がなんとなく落ち着かなくなることに気づく。

最初は思い過ごしかと思っていたが、不安と疑問はどんどん膨らんでいき、妻をはじめ周りの人たちともうまくいかなくなっていく。。。
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ここまでのあらすじだと、何かホラーみたいですね。
ある意味、現実と思っていることがどういう意味で本当の現実なのか?と思わせる怖い内容かもしれません。

が、そこはやっぱりジム・キャリーの演技の素晴らしさと、脚本(ガタカを書いたアンドリュー・ニコル)と監督の素晴らしさか、コメディであると同時に、ラストには爽快感も感じる素晴らしいドラマとなっています。

僕が最初に見たのは確かお正月の割引デーでしたが、新しい年を迎えた時にこういう映画を観ることができてよかったなーと思った記憶があります。

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tag : トゥルーマン・ショー 感想

「ロック・ユー」-QUEENは中世によく合うBGM

中世の騎士を描いた作品か。。。と思って見始めると、いきなりQUEENの曲が。
しかし、これがまた作品とあっていて、中世とロックが違和感なく混ざり合ったちょっと不思議な感覚です。

<★★☆ 騎士が主人公の。。。スポ根もの。ラストの爽快感ばっちり>
「ロック・ユー」
ブライアン・ヘルゲランド (監督)。ヒース・レジャー(出演)。2001。アメリカ


あらすじ
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時は14世紀。ところはイギリス。

騎士しか参加できない馬上槍試合に、平民のウィリアム(ヒース・レジャー)はたまたまであったチャンスをものにするため、身分を偽り参加した。

そして、それをきっかけに、仲間と共に大会への参加を繰り返す。
競技と恋を巡り名手アダマー伯爵と火花を散らすウィリアムだが、アダマーは戦地に派遣されて欠場し、ウィリアムは優勝を重ねるものの心は満たされない。

アダマーが復帰し、ウィリアムの故郷ロンドンで大試合が行われるが、決勝直前にウィリアムの身分がバレる。
ギロチン台で死刑を待つウィリアム。彼の運命はいかに。。。

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ロックをBGMとした、スピード感あふれる試合・ストーリー。
スポ根青春モノ的なノリも気持ちよいです。

個人的には、馬上での槍による試合が面白かったですね。
互いに突っ込みあいながら、相手に槍を当てていく。
一見、チキン・レース的に見えながら、その裏でプレイヤーの心理戦もかなり働きそうです。
実際、馬を全力で走らせているときは、攻撃方法はかなり限定されてしまうんだろうなぁと考えたり。

こういう試合を、スカッとさわやかに描いているところも、観ていて気持ちよかったですねぇ。

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tag : ロック・ユー 映画 あらすじ

「ウォーター・ボーイズ」-夏が来ると観たくなる

夏。
街を歩いていて、ふと夏休みのプールの帰り道の気だるさと暑さが混じったような空気を感じたとき、観たくなる映画です。

<★★★ 青春もので、ベタに感動したいときに!>
「ウォーター・ボーイズ」
矢口史靖(監督)、妻夫木聡, 玉木宏, 三浦哲郁, 近藤公園, 金子貴俊(出演)。2001。日本


あらすじ
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唯野男子高校水泳部。
廃部寸前のこの部の部員は3年の鈴木(妻夫木聡)、ただ1人。

そんな水泳部の顧問に、新任の美人教師が就任したことから、たちまち部員が膨れ上がった。
しかし、新しい顧問の目的は、男子のシンクロナイズドスイミングを行うことであった。

結局、残ったのは鈴木を含めて、あてになるのかならないのかよくわからない5人。
しかも、顧問がいつの間にか文化祭への参加申請をしてしまった為、彼らは後に引けなくなってしまう。
頼りの顧問が突然の産休に入る中、彼らは謎のイルカ調教師の厳しい(?)指導や、テレビで取り上げられたこともあり、文化祭までにどうにかこうにか彼らの演技を作り上げていく。

そして、最後の試練が。。。文化祭前日に学校で火事騒ぎが発生し、プールの水が消火に使われてしまった。
水のないプール。。。このままでは、発表会の時間に間に合わない!
果たして、彼らは無事にシンクロナイズドスイミングを披露できるのか。。。

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ストーリーとしては、青春モノの王道です。
笑い、感動が詰まっています。

そして、僕にとってこの映画を観ていて懐かしいのが。。たまたまロケ地の一部が高校まで住んでいた近くの町なので、「あ、このお店は!」というシーンがあるんですよね(そのロケ地ももう今は街並みが変わってしまいましたが)。エンディングで、ロケ地の協力先として商店街の名前が出てきたときは、やっぱりなぁと思いました。

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tag : ウォーター・ボーイズ DVD

「グリーンフィンガーズ」-緑の指を持つ人とは?

グリーン・フィンガーズ(緑の指)とは、植物を上手に育てる才能を持つ人。
そんな才能を持つ囚人を主人公にした映画です。

<★★★ 心あたたまる刑務所?映画>
「グリーン・フィンガーズ」
ジョエル・ハーシュマン(監督)。クライヴ・オーウェン(出演)。 2000。イギリス



あらすじ
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イギリスのとある開放型刑務所(塀や監獄、カメラなどがなく信頼関係により囚人の更生を図る)。
ここに送られてきた囚人コリン(クライヴ・オーウェン)。彼は、弟を殺してしまい、人生を諦め心を閉ざしていた。

しかし、とある出来事をきっかけに、所長から仲間たちと一緒に刑務所の庭づくりを命じられる。
最初は嫌がるコリンだが、同室の老人や仲間たちと庭づくりを始める中で、ガーデニングに喜びを感じるようになる。
そして、彼の中に潜んでいたガーデニングの才能=グリーン・フィンガーズが開花し、刑務所のメンバーで王立園芸協会のコンテストに参加することになる。

しかし。。。
彼らが庭師として働いていた一般家庭で盗難事件が起き、彼らが疑われコンテストへの参加できるかわからなくなる。
さらに、コリンもコンテスト前に出所が決まり。。。

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90分と短い映画なので、テンポよくストーリーが進みます。
恋愛要素もありながら、後半はいろいろな意味でハラハラさせるストーリー。

ガーデニングに興味があってもなくても、十分に楽しめる映画です。

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tag : グリーンフィンガーズ 映画 ガーデニング

「恋はハッケヨイ!」-タイトルで侮るな!案外いけてるイギリス映画

原題は、"SECRET SOCIETY(秘密結社)"。
確かに直訳じゃぁ何だかよくわかりませんが。。。
この邦題では、相撲というのが観る前からわかってしまうし、恋愛モノ?という先入観を持ってしまうので、「シークレット・ソサエティ」あたりのほうがよかったかもしれません。。。

でも、観てみると案外といけます!

「恋はハッケヨイ!」
イモジェン・キンメル(監督)。シャーロット・ブリテン(出演)。イギリス。


ジャケットの写真をみると、キワモノ?と思ってしまうかもしれませんが、いやいやいや。

あらすじ
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イギリスの田舎町。

ぽっちゃりしたデイジー(シャーロット・ブリテン)は、失業した夫にかわり家計を支えるために缶詰工場で働き始める。

デイジーは、工場で同じような体型の主任から、秘密のダイエットサークルに誘われる。
しかし、そのサークルは、日本びいきの主任が結成した、秘密の”相撲”クラブだった。

「太っていることを恥じてはダメ」
「心・技・体」
「スタミナとバランス」

日夜厳しい稽古に明け暮れるデイジーと、その変わりように疑いを抱く夫。
しかし、このクラブは秘密であるため、デイジーは夫に真実を伝えられない。。。

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あらすじだけ書いてもなんとなくキワモノ?という印象が残りますが。。。

自分の体型にコンプレックスをもつ女性が、自己を肯定し、自己実現を果たしていく映画でもあり。。。
妻と夫が、ある意味すれ違い・理解しあえない状態から、理解を深めていく映画でもあり。。。
相撲に対する真摯な姿勢が感じられる映画でもあり。。。

観終わったあとに爽快感というか、あ、イギリス映画っぽいと感じてしまいました。

きっといつの間にかDVDもなくなり、そんな映画あったの?と言われてしまう映画ですが、機会があればぜひどうぞ。

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tag : 恋はハッケヨイ! 映画

「アメリカン・サイコ」-狂気は現実と想像の間に育つ

観て、残虐なシーンにうっとなり、ラスト付近のよくわからなさに混乱し。。。
それでも、この話・映像自体が、その時代を表している気がします。

「アメリカンン・サイコ」
メアリー・ハロン(監督)。クリスチャン・ベール、ウイリアム・デフォー(出演)。アメリカ。2000


スタイリッシュ(あ、なんか言葉自体がその時代の言葉か?)な映像と、狂気に引きずり込まれるような話の内容がオススメのアメリカ映画です。

2000年の作品ですが、舞台としているのは1980年代のアメリカ。
マネーゲームが盛んな時代に生きる、ある成功した若者の狂気を描いています。

あらすじ
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1980年代のマネーゲームの最中のNY。

27歳の主人公ベイトマン(クリスチャン・ベール)は、ウォール街の投資銀行で働くエリート。
高級マンションに住み、ブランド物で身を固め、憧れの生活を暮らしている。
しかし、婚約者も愛人もいるが、彼の心はどこかむなしさも感じている。

目下のライバル、アレンに会うたび、ベイトマンより一つ上のランクの生活を見せ付けられ苛立ち、ベイトマンは、アレンを殺害した。

そんなベイトマンの前に、失踪したとされたアレンのゆくえを追う探偵が現われ、不安を募らせる彼は、衝動的な殺人鬼と化していく。。。
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殺人シーンが鮮やかさと残酷さをもって、それだけ印象に残ってしまいます。

さらに、映画の最後になると、これが現実のことなのかどうかさえもわからなくなり。。。
映画が終わると、さてどう解釈するか、に悩んでしまいます。
(今でもよくわかりません)。

マネーゲームの中で、お金、ブランド、スタイルなど自分の外に自分を求めた結果、結局自分自身が何なのかわからなくなった姿を描いた作品だと思います。

程度の差はあれ、それがバブル前後の日本でも発生し、今でもそれが続いているのかもしれません。。。

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tag : アメリカンサイコ 感想

「地雷を踏んだらさようなら」-そして彼は行ってしまった

70年代はじめ、激動の東南アジアに赴き散った実在の戦場カメラマン、一ノ瀬泰造を、浅野忠信が鬼気迫る演技で演じた映画です。

<★★☆ 帰ってこれなかった戦場カメラマン。。。>
「地雷を踏んだらさようなら」
五十嵐匠(監督)。浅野忠信(主演)。日本。1999


主人公、一ノ瀬泰造はフリーの戦場カメラマン。インド・パキスタン戦争-ベトナム戦争-カンボジア内戦などを取材し、最後のカンボジア行きで、ポル・ポト率いるクメール・ルージュの聖地である、アンコール・ワット遺跡付近でクメール・ルージュに捕まり処刑され帰らぬ人となった。

タイトルは、彼が最後にアンコール・ワットの撮影に臨む前に友人へ残した手紙の文面
「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」から。

戦場カメラマンの過酷な生き様と、日常風景(姉や友人の結婚式)とのギャップが、日常のあちら側とこちら側を描き出しています。

そして、この作品は。。。なにより主演の浅野忠信が、一ノ瀬泰造本人であるかのような、鬼気迫る凄烈な演技をしているのが印象にのこります。この演技をみるだけでも充分に価値がある映画です。

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「サクリファイス」-もし今何かを戻せるなら。。

自分を犠牲にすることで、守りたいものを守れるのなら。。。
そこまで自分を捧げることができるかどうか、自分ならどうかと考えてしまいます。

<★★★ 自分の献身/犠牲により何かを戻せる時どうするか>
「サクリファイス」
アンドレイ・タルコフスキー(監督)。1986。フランス、スウェーデン


あらすじ
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スウェーデンの南の島に住む、アレクサンデルが息子と枯れた松の木を植えている。
彼の誕生日に、生命の木を植えているのだ。

アレクサンデルは、かって成功をおさめた名優であり、評論家・大学教授として島で暮らしている。
彼の妻は、声を捨てた夫に対し不満をもっている。

親友や家族、召使が居る中、アレクサンデルが階下へ降りると、テレビで核戦争発生のニュースを報じていた。
テレビは途中で途絶え、電話も電気も通じない。

いつも自分の願望とは逆だったと嘆く妻を始め、パニックに陥る人々。

無心論者であるアレクサンデルの口から、初めて神への祈りが出される。
「愛する人々を救って下さい。家も家族も言葉もすべて捨てます」。

彼は、魔女と噂される召使へ、自らを犠牲にする代わりに核戦争をなかったことにしてくれと願う。

そして翌朝、世界に核戦争の影はなくなっていた。
彼は、契約を守るべく自らを犠牲に捧げる儀式を始める。。。
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初めて見たときは、美しいが、ひとつひとつのシーンに冗長さを感じ、退屈さも感じてしまいました。
しかし、今になって思うのは、全ては起こってからでないとわからないこと。
そして、その時にならないと自らを犠牲にしようという想いが生じないこと。
そして、その犠牲は他の人にはわからないということ。

今、この映画を観ることで、いろいろと心の中に思うことが必ずあると思います。

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「暗い日曜日」-音楽が映画の雰囲気をさらに深くする

「暗い日曜日」。シャンソンの名曲であり、同時にこの曲を流しながら自殺をするということが一時流行したために発売禁止になった曲でもあります。

この映画は、この曲に関わった人の運命を描いた、暗く切ない作品です。

<★★★ 音楽を聴いているだけでもよい。。。>
「暗い日曜日」
ロルフ・シューベル (監督)。1999。ドイツ、ハンガリー


あらすじ
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第二次大戦のナチス支配下のハンガリー、ブタペスト。

ブダペストにあるレストランの経営者ラズロ。彼の美しい恋人イロナ。
彼らが雇ったピアニストのアンドラーシュはイロナに惹かれ、彼女のために「暗い日曜日」を作曲し、その歌はあっという間に広まる。しかし、「暗い日曜日」が自殺の曲となるにつれ、アンドラーシュは苦しむ。

そんなある日、かって常連客であったハンスが、ナチス幹部としてブタペストに戻り、レストランでも横暴な振る舞いをする。彼をなだめるために、イロナは人前では決して今まで歌わなかったが、歌を歌う。
そんなイロナの姿を見、絶望し自殺するアンドラーシュ。ここに「暗い日曜日」に関わった人が1人不幸になる。

そして、ユダヤ人迫害がブタペストにも及び、イロナはハンスに身を挺してラズロの救済を頼むが、ハンスは裏切りラズロをアウシュビッツへ送る。「暗い日曜日」に関わった人がまた1人。。。

そして戦争が終わり、50年の月日が流れ。。。
ナチス追求を逃れたハンスが、同じレストランで80歳の誕生日を祝っていたが、「暗い日曜日」が流れる中、急に死ぬ。そのわけは。。。
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「暗い日曜日」
先入観を持っていましたが、曲を聴くと静かで美しい曲です。
決して、自殺を引き起こすような歌ではなく。。。単に流行の道具とされてしまっただけなのかなぁと。
僕は結構好きです。

この映画は。。。暗いですが、街並みも登場人物も美しく静かです。
そして最後がちょっと印象に残ります。

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「彼女を見ればわかること」-わかること、わからないことそれぞれの生き方

L.A.に住む女性を5つのストーリーで描く。
それぞれのストーリーの主人公は微妙に関係しつつ、しかしそれぞれのストーリーは個別にまとまる中で、女性の生き方(の哀しさを)を示す。

<★★★ ホリー・ハンターの演技に圧倒される>
「彼女を見ればわかること」
ロドリゴ・ガルシア(監督)、キャメロン・ディアス, グレン・クローズ, ホリー・ハンター, エイミー・ブレナマン, キャリスタ・フロックハート(出演)。1999。アメリカ




あらすじ
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<1>医師のエレインは、自宅で痴呆症の母親の介護をしている。彼女は占い師クリスティーンから心の空虚さを指摘されると同時に、近い将来の異性の出現を暗示される。
<2>銀行支店長のレベッカ(ホリー・ハンター)は、3年間不倫をしている。ある日、妊娠に気づくが、産むことはできないと中絶を決意。手術前夜、彼女は部下の副支店長ウォルターと思いがけず寝てしまう。
<3>バツイチの童話作家ローズは、中学生の息子と暮らす。子供との関係が変わりつつあるとき、向かいに越してきた隣人に好意を抱く。
<4>占い師クリスティーンが一緒に暮らしている恋人リリーは、死の病に侵されている。しかし、本当に死を恐れ、途方に暮れているのはリリー本人よりむしろクリスティーンである。
<5>高校の友人の自殺の原因を調べている刑事キャシーは、盲目の妹キャロル(キャメロン・ディアス)の世話をしながら暮らしている。ある夜、キャロルは姉の高校の友人が死に至った理由を推察し涙を流す。
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それぞれの話は淡々と進み、しかし淡々とだからこそ、彼女達の抱える恐れ、迷い、怯え、悲しみが切なく伝わってきます。
私自身が男性なので、全てがわかるわけではありませんが。。。
そうしたなか、第2話の中絶を決意するレベッカを演じるホリー・ハンターの演技には圧倒され、彼女が流す涙と一緒に泣いていました。
どれも少しずつ重い話ですが、その中では第3話はちょっと心がほっとします。

そうそう、キャメロン・ディアスも出ていますね。もうこのあたりから充分演技派だったんだなぁと。

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「グラン・ブルー」-深く、深く

以前紹介した、宇宙飛行士と飛行機乗りがそれぞれ宇宙を目指す「ライト・スタッフ」。
http://honnohon.blog137.fc2.com/blog-entry-15.html

「ライト・スタッフ」が、ただ”より高く”を目指した男の映画なら、今回ご紹介する「グラン・ブルー」は、ただ”より深く”を目指した男の映画です。

<★★★ 美しさは海だけでなく、海に魅せられた彼の純粋で不器用な生き方>
「グラン・ブルー」
リュック・ベッソン(監督)。ジャン=マルク・バール, ジャン・レノ(出演)。フランス。1988


あらすじ
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1965年、ギリシャ。
美しい地中海の島で、幼いジャックは、後に友人でありライバルとなるエンゾと出会い、潜りを競う。
ダイバーであるジャックの父の死を目撃し、かれらは強い衝撃を受ける。

1987年。
一流ダイバーとなり大会で連戦連勝を続けるエンゾ(ジャン・レノ)は、大金を投じジャック(ジャン・マルク・バール)の行方を探す。エンゾにとって、ジャックへの勝利なくして本当の勝利はないからだ。

一方、ジャックは水族館のイルカを友として静かに暮らしていた。
そんなジャックと、南米の高地の湖で出会ったアメリカ人のジョアンナは、彼の不思議な雰囲気にひかれていく。

やがてエンゾはジャックを探し出し、競技会に連れ出すが敗れてしまう。敗北したエンゾは、無謀なダイビングに挑み、命を落とす。

ジャックもまた海へ向かう。彼を愛したジョアンナを地上に残して。。
誰も到達しえない深さに潜った彼を、さらなる深海へ誘うかのようにイルカが迎える。。。

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大学の時に、若干短めに編集された「グレート・ブルー」を観たのがこの映画との出会いです。
今ほど劇場の音響設備などは進んでいませんでしたが、映画の青い世界に圧倒されました。
美しい映像、そして神秘的ですらあるラストシーン。。。

そして、後に「グラン・ブルー」として完全版が公開され、再び劇場へ。
映像の美しさなどはそのまま、そして、さらに地上では生きることができないかのような主人公の生き方に圧倒されました。
ラスト近く、ジャックがベッドで寝ている時に、海が彼の元へやってくるかのようなシーン。。。
地上にいるよりも、水の中・海に居るときのほうが自然に見えていきました。

深く、深く。
それは、決して人間社会から離れたいとかいう理由でなく、単にそこが彼の居るべき場所だったから。
そんな気がします。

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