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『遊廓に泊まる』(新潮社)

もし泊まったら何を感じるだろう。。。

関根 虎洸 『遊廓に泊まる  (とんぼの本)』 新潮社。 2018

昭和33年に売春防止法が施行され、公娼制度は消失した。
かって「遊廓」であった建物を訪れ、写真とともにその今を伝えるのが本書。
遊廓であった建物は、宿泊可能な旅館に転業したが、その多くが時代の流れの中廃業している。
本書で取り上げられた14の旅館の中にも取材時にはあったが発刊時には廃業された旅館もあり、今後どこまで残るかはわからない。。

建物の多くは、はっきりと、あるいは密かな意匠が施され、中には大きな日本庭園をもつ建物もある。

読んでいて一番心に残ったのは、中ほどの橋本遊廓に生まれ育った女性へのインタビューであった。。

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『身につく料理』(中経出版)

星澤 幸子『身につく料理 もうネットで調べなくていい』 中経出版。2018

読んで見て今後行おうと思ったこと

・落しブタにお皿を使う-今までアルミ箔などを使っていたが、この方がよさそう!
・野菜類の湯通しの時に塩と油-今までもたまに行っていたが、毎回きちんと入れてみよう
・茹でるときは先に野菜を切っておく-これ、したりしなかったりだった。。
・さばの味噌煮は煮汁が沸騰してから-今まで適当だったかも。たまに生臭さが残っていたので、これはしっかりやりたい

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tag : 身につく料理

『ブログで簡単! アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書 』(ソシム)

いやぁ、このブログ(しかないけど)がほとんど自分のメモ的な読書録なので、こういった本を読むと刺激になるというか。。
せっかく書くからには、もっと方向性とか考えたほうがよいのかなぁ。。


比嘉 研仁, 染谷 昌利『ブログで簡単! アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書』。ソシエ。2018

ブログ初心者と先生の会話形式で進められる。

・アフェリエイトとはなにか
・アフェリエイトを行う前に考えるべきこと
 -自分の得意分野や好きなことはなにか
 -それがお金を稼ぐ対象になりうるか(市場として成立しうるか。ライバルが多すぎないか)
・ブログを作ってみる+アフェリエイトを行ってみる
・上級者などが行っていることなどを参考に、ブログをパワーアップしていく
 ↓
・効果が出ているか立ち止まって確認
・アフェリエイトの仕組み化をする

と、やりっぱなしではなく、振り返りの部分や固定的に稼げる部分を見つけていくためのポイントまで書かれている。

こういうものを読むと、なるほどと思い。。。そこで何もしないのがよくないんだな、自分。

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tag : ブログで簡単! アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書

『拳の近代』(現代書簡)

日本におけるボクシングの成立期から、戦争のボクシングへの影響をピストン堀口を中心に書き、戦後の白井義男までを書く。
社会科学者である著者による、日本の近代ボクシング史には少し違った風景を読めるかもしれない。

木本 玲一 『拳の近代 明治・大正・昭和のボクシング』。現代書館。2018


第1章は、研究。。というには少し違うかもしれないが、本書の位置づけや資料などについて

第2章では、明治の日本へのボクシング流入が書かれる。
・柔対拳という図式でかかれた柔拳興行での取り上げられ方
・渡辺勇次郎によるボクシングの日本での拡大とその問題が日本のボクシング界を分裂させていく様子

第3章では、2章からの流れを受けて、戦前のボクシング界の状況が書かれる。
・ジムの乱立と興行への裏社会の関わり
・興業化による日本対外国図式が、日本の位置づけを他国との比較で行う近代化の図式と重なる様子
・モダンへのボクシングの取り込みとボクシング熱
こうした流れが、徐々に戦争に向かう日本社会と結びつき、日本独自のボクシングが戦中に生まれる

第4章では、戦中ボクシングの異形さが、異形のボクサーであるピストン堀口(とそのファイトスタイル)から書かれる。
ボクシングは武士道と結びついていき、また拳闘報国というスローガンのもとに帝国の夢と結びつきながら方向性を変えていく。

第5章では、戦後ボクシングが科学と結びつき、戦中のボクシングから離れていく姿が、白井義男のスタイル・試合から書かれていく。

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『認知症フレンドリー社会』 (岩波新書)

小学生と同じくらいの人が。。。あ、そうか、特別ではないんだなぁ。

徳田 雄人 『認知症フレンドリー社会』  岩波新書 2018

2018年現在、日本では認知症の人が約500万人と推定される。高齢者の7人に1人が認知症。小学生が約650万人なので、大きくは変わらない人数でもある。
認知症の人がこれだけ居るという実感がないのは、見た目でわからなく、また認知症の人が地域や社会との接点が少ないためかもしれない。

本書は、この数字を踏まえ、だれもが認知症の当事者になりうることから(避けようと思って避けることができるものでもない)、誰もが認知症になる可能性を踏まえた上で、その備えをした社会を考察する。

その社会のキーワードとなるのが「認知症フレンドリー」。
認知症対策が最も進んでいる英国で2012年から進められた認知症フレンドリーコミュニティの支援を参考にし、社会や地域を再設計するという取り組みでもある。認知症患者の隔離や保護ではなく、通常の環境のなかで
「認知症の人が高い意欲を持ち、自信を感じ、意味があると思える活動に貢献、参加できるとわかっている、そうした環境」
を目指している。

認知症の人が安心して生活できるまちとはどういうものか

英国の事例、日本(大牟田市、町田市など)の事例などを後半で具体的に紹介することで、認知症フレンドリー社会の実例も知ることができる。

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tag : 認知症フレンドリー社会

『GHQ ゴー・ホーム・クイックリー』(文藝春秋)

法制局の官僚であった佐藤達夫を主人公に、GHQの思惑から強引に進められる日本国憲法の成立までを描く憲法成立前夜小説。

中路 啓太 『GHQ ゴー・ホーム・クイックリー』 文藝春秋。2018

敗戦後、日本では幣原内閣の下、松本国務大臣などを中心に大日本国帝国憲法の改正草案作りが進められていた。
しかし、GHQは改正草案を拒否し、代わりに彼らが作った憲法案を日本側へ渡した上で、この案を元に早急に憲法制定を行うように指示した。
法制局員の佐藤は、実質的にこの憲法案の日本語訳を時間が限られた中で中心に行いながら考える。
法律に関して素人であり、文面も今までの法文とはまったく異なるこの憲法をどのように法律としての体を整えられるか苦吟する。
そんな彼に時の外相、吉田は言う。

「GHQとは何の略だか知っているかね。。。ゴー・ホーム・クイックリーだ。「さっさと帰れ」だよ」
「総司令部が満足する憲法を早急に作っちまおうじゃないか。彼らにはさっさとアメリカに帰ってもらう。じっくりと時間をかけて良き国の体制を整えるのは、独立を回復してからだ」

本書はあくまでも小説ではあるが、佐藤自身の憲法成立に関する著作や関係者の回想録、議事録、公文書等を参考にしたものでもある。
GHQ(アメリカ)が当時日本に対して影響を持とうとしていた極東委員会の力を抑えるためにも、憲法制定は直ぐに行うことが必要であり、極東委員会を抑えるためにいくつかの条項は譲れないものであった。
そうした中で、一方では先の吉田の発言にあるような「独立を回復してから変えられる含み」を持たせつつ、いかに法上の整合性などをとりかつ日本に受け入れられるものとするか政府議会が苦心する様子が佐藤の目をとおして書かれる。

読み終わり、だからといって今の日本の改憲論争が良いとも思えなかったのは。。。
結局成立の時と同じく、多くの意見を踏まえながら、きちんと議論していこうという姿勢が見られない(あるいは成立の時よりももっと異論がないのかもしれない。。)ように感じられるからだろうか。

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『嗅覚はどう進化してきたか』(岩波書店)

私たちはなぜある匂いに快・不快を感じるのか。人間以外はどのように匂いの世界を生きているのか。
科学をわかりやすく伝える(と個人的に勝手に思っている)岩波科学ライブラリーの一冊。

新村 芳人『嗅覚はどう進化してきたか 生き物たちの匂い世界』 。岩波書店。2018

第1章 魅惑の香り
キリストの誕生の際、三博士の贈り物の中に香料があった。
そんな話から始まる本書では、まずこれらの香料(乳香、没薬)の歴史をたどり、エジプトなどでミイラを作る際に使われた歴史や、精油技術の発達を述べる。
その後、麝香に話が移り、動物由来の香料の少なさ(4種類のみ)と、その採取の難しさなどが書かれる。

第2章 匂いをもつ分子
1章で人々の生活に昔から香りが関わっていたことを受け、本章では匂いとは何かが書かれる。
特定の分子によってひき起こされる感覚である匂い。分子によってひき起こされるために、分子構造により匂いがある程度決まってくるが、その関係は複雑である。

第3章 匂いを感じるしくみ
匂いの知覚はどのように行われるか。鼻の奥にある嗅覚受容体と匂い分子の対応関係は多対多であり、匂い分子の組み合わせを脳が知ることで匂いが感じられる。人間は嗅覚受容体を400種以上持っているが、これは他の感覚(視角4種、温度9種、味覚約30種)と比べかなり多い。これは、匂いには光の原色のような、基本となる単純な匂いがないためだと考えられる。
そして、匂いの快・不快は絶対的なものではなく、遺伝的要因と環境的要因によって決まる。

第4章 生き物たちの匂い世界
人間以外の匂い世界はどのようになっているか。これがおぼろげながらわかるようになったのは、遺伝子が解析されるようになったためである。それぞれの動物の嗅覚受容体遺伝子を調べることで、匂いをどの程度分別できるかがわかり、さらに実際の生き物を使った嗅ぎ分け実験などで動物の匂い世界が研究されている。

第5章 遺伝子とゲノムの進化

第6章 鼻の良いサル、鼻の悪いサル
人間は他のサルと比べても嗅覚が劣っているわけではない。そこには人の食性が関係しているかもしれない。

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『技術者倫理』(実教出版)

技術者として世界で活躍するには、語学力・技術力は当然のこと(として本書では触れられず)、他国・異文化に対する理解とコミュニケーション力である。
そんな異文化理解の方法を、実例とともにどのように学んでいくのがよいかを示すのが本書。

藤本義彦,、木原滋哉、天内和人(編)『技術者倫理 グローバル社会で活躍するための異文化理解』。実教出版。2018

講義テキストとして使用されることを考えており、約30の細かい章にわかれている。

大きく次の4つの分野について書かれる。
・異文化理解とコミュニケーション力(第1部)
 コミュニケーションについては、ケーススタディ的な学習方法も紹介しながら、理論だけでなくより実践的な理解について書かれる。

・世界の歴史的文化的背景の理解(第2部)
 実際に異文化の人々と働く人々の感想も織り込みながら、地域別の歴史文化、社会の特色がまとめられる。

・グローバルエンジニアの職業意識、倫理、法知識(第3部)
 文化の違いのなかで、どのように消費者の意識を捉え、また法律などに即していくかが安全や知的財産などについか書かれる。

・グローバル社会に関する知識、理解、課題解決能力(第4部)
 広く、現代社会が書ける問題(経済、環境、人権、ジェンダー、戦争など)について触れられる。

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『司馬江漢』(集英社新書)

江戸時代、市井に生きた画家であり科学者であった司馬江漢の生涯を追う。
銅版画や地動説を日本で初期に取り入れ、地動説ではさらに深い宇宙論まで考察していたが、彼は素人学者として当時の日本の学者たちに受け入れられず、また自身の口の悪さも災いし、世間から忘れられていった。。。

池内了 『司馬江漢 「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生』。集英社新書。2018

司馬江漢。あまり名前は知られていないが彼は江戸時代に様々な分野で活躍した。

画家として。。。
浮世絵だけでなく南画(中国の絵画)を学び一流の絵師として活躍し、銅版画の技法を日本で初めて取り入れ世間に広めた。
さらに西洋画の手法を日本で初めて確立した。遠近法を取り入れたのも彼である。

科学者として。。。
日本において最初に地動説を広め、さらに宇宙論にまで考えが及んでいた。得意の絵を用いて、地動説や宇宙の姿を人々に紹介したのも彼の功績とも言える。

文筆家として。。。
絵の修行のために長崎に1年かけて渡った様子を日記とし(『江漢西遊日記』)、あるいは前述のように科学を人々に紹介するための本を出版した。

しかし、先駆過ぎたのかあるいは彼の人柄か、歴史に残ることはなくいつしかその名は消えていく。
そんな彼の生涯と功績を集めなおしまとめたのが本書。

1、2章では絵師としての江漢を書く。ここでは江漢に大きな影響を与えた師とも言える(が、批判的にも捉えていた)平賀源内との関わりも書かれる。
3章では、江漢の旅行記についてその内容を「日記」としての魅力から描いていく。日記のなかでも、彼が西洋について並々ならぬ関心と知識を持って貪欲に吸収・実践していたことがわかる。そんな彼の西洋文明の世間への紹介の様子が4章で書かれ、地動説の部分が5章で書かれる。
しかし、彼の性格(功績を独り占めし、技術をオープンにしない。また頑固でもある)や口の悪さから、学者仲間かや公的な機関からは疎んじられていく。そんな他の学者との関わりと孤独が6章で示される。
晩年になり、引退と復帰を繰り返す晩年が7章で紹介される。

多くの知識と技術を持ち魅力的ではあるが友人にはしたくない、そんな司馬江漢のすごさと哀しさ、しかし、周りが感じるようなそんな哀しさを少し超えているような境地を感じられる一冊

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『犯罪加害者と表現の自由』(岩波書店)

感情論ではなく、法学的にきちんと考えることの重要性を示す

松井 茂記 『犯罪加害者と表現の自由 「サムの息子法」を考える』。岩波書店。2018

犯罪加害者が、その犯罪について本などを出版した場合、
・出版による利益が加害者に入ることを認めうるのか
・出版が犯罪被害者や被害者家族へさらなる加害となるため出版を差し止めることができるか
といった点につき、議論が行われる。
本書は、社会一般での視点を考えることの重要性は認識した上で、一時的・感情的な論争から少し距離を置き、法学的にどのように上記の問題を考えることができるかを考察したもの。

本書で取り上げあられるのは海外、特にアメリカにおける「サムの息子法」であり、アメリカにおける該当の州法の成立と、合衆国最高裁判所による当初の「サムの息子法」への違憲判決(何が問題視されたか)、それを受けての「サムの息子法」の変遷を追う。
また、同様の法案がカナダでも議論され施行されたことから、その成立や問題点を考察する。

当初の「サムの息子法」は、犯罪加害者がその犯罪に関する表現行為によって得た利益を没収するものであった。
しかし、1つは表現の自由から(不快であるからといって表現行為そのものを抑止できるのか)、もう1つは犯罪からの収益を被害者救済に回すには当初の法が過大に適用される可能性があることから、違憲判決がなされた。
これに対し、適用されるべき犯罪の範囲を重大なもののみとしたり、強制的な収益剥奪ではなく範囲の限定と損害賠償を前提とする市払いへの変更などが行われ、被害者救済の視点が強調されるようになった。

こうしたアメリカでの経緯やカナダの事例などを踏まえながら、著者は日本での「サムの息子法」制定の可能性についても論ずる。
著者の結論としては制定に対しては慎重であり、
・表現の自由の禁止まではできないのではないか(範囲の難しさ、検閲などとの関係も考慮しながら)
・被害者救済のための視点からの制定の可能性はあるが、その犯罪のみではなく、犯罪行為と結びつく行為一般からの収益へ適用されるべき。また、強制的な利益の収奪まではできないのではないか
といった見解が示される。

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『骨盤力で疲れないカラダになる!』(マガジンハウス)

youtubeで動画を見ながら・・・

手塚 一志 (監修)『筋トレではカラダの9割は使えてません。 骨盤力 で疲れないカラダになる!』 。マガジンハウス。 2018

手塚氏による骨盤メソッドの解説本。
仙腸関節の柔軟性を高めることがパフォーマンス向上に役立つ。柔軟性を高めるためのメソッドや、その動きへの応用を解説している。
あけて最初に書かれている、動画を見ながらのほうが動きがわかりやすいと感じた(個人的には、サークルスクラッチは写真だけではよくわからなかった)

呼吸調整 https://www.youtube.com/watch?v=BHsKF95Vdxc
芯通し   https://www.youtube.com/watch?v=v1ODdKTWhek
抜き    https://www.youtube.com/watch?v=iF9tci9XUKg
骨盤三分割 https://www.youtube.com/watch?v=D0r_aLUTOLQ
サークルスクラッチ  https://www.youtube.com/watch?v=jY9DFLCsB2k
エアツイスト      https://www.youtube.com/watch?v=re0oHcv7crE
リフレックスプロペラ https://www.youtube.com/watch?v=F31ydMDXnfI

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あの頃ボクらは若かった(毎日新聞出版社)

わたせせいぞうが描く「トレンディ」ではなく「ノスタルジア」。それもまた時代。。。

わたせせいぞう  『あの頃ボクらは若かった』。毎日新聞出版社。2018

1964年の東京オリンピックからバブルのはじけた1995年まで。
30年少しの日本(まぁ、ほとんど東京)の風景を、わたせ氏の絵と文が郷愁を誘いながら書く。
週刊誌連載の書籍化。

50代~70代であれば、それぞれの青春時代に重ね合わせながら、懐かしい。。。と思うような場面を感じることができるであろう。
それより下の世代は、あぁ、こんな時代があったんだ(あるいは憧れていたけど、ちょうど終わってしまった。。)と思うのかもしれない。
写真ではなくわたせ氏の絵で描くことで、瞬間ではなく、なんとなく「時代」を感じることができるのかもしれない。

でも、やっぱりわたせせいぞうと言えば『ハートカクテル』(なつかしい。。。)


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『なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる!』(PHP 研究所)

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江田証 『なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる!』。PHP 研究所。2017。

11-28 20:46

腸内細菌はさまざまな代謝産物を作り、健康維持に役立っている。
しかし、その人の元々持つ腸内細菌の種類により、一般に腸に良いとされる食事が悪影響を与えることもある。過剰に代謝産物が作られることで大腸内が酸性となり調子を悪くする場合がある。
11-28 20:46

大腸の酸度が高くなると、大腸の動きが麻痺してガスが溜まりやすくなる。
こういった人に対して効果があるのが低FODMAP食である。
FODMAPは、特定の糖質の総称で、発酵性のある4種類の糖質を指す言葉。
11-28 20:46

オリゴ糖、ラクトース、フルクトース、ポリオールが具体的に挙げられる。
一般的にはオリゴ糖など発酵性のあるものはお腹に良いと考えられているが、これらの糖質は小腸に吸収されにくく、小腸内での濃度が高まりやすい。これに対し、小腸は水分をひきこむことで対処する。これが不快感を生む。
11-28 20:46

また、これらの糖質は小腸で吸収されず大腸に行くことから、大腸内が富栄養化され、異常な発酵、過剰なガスを生む。
日頃からお腹に不調のある人は、まずはこれらの糖質の摂取をコントロールすることが必要。
11-28 20:46

では、どのように食事に気をつけるか。まず、避けるのはタマネギとニンニク。加工品も含めて、これらは避けるべき。
果物ではリンゴや白桃、スイカは避ける。また、小麦食品を避けるのもポイント。このためにグルテンフリー食品を活用するのもよい。
11-28 20:46

食物繊維の摂取しすぎも大腸内の過剰発酵をもたらすので注意。
このように、具体的に注意すべき食品とその理由が示される。食べ方としては腹7分目、同じものばかり食べない、食べる時間を制限する、などが示される。
11-28 20:46

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『劣化するオッサン社会の処方箋』(光文社新書)

honnohon

山口周『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるか』。光文社新書。2018

本書でのオッサンは、年齢や性別ではなく
・古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否・過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
・階層序列の意識が強く、目上に媚び目下を軽んじる
11-24 15:59

・よそ者・異質なものに不寛容で排他的な
人全般。そんなオッサンが生み出す世界とそれに対抗するためには
・組織のトップは世代交代を経るごとに劣化することを知り、長く続いている組織ほどリーダーの質が落ちている可能性が高いことを知る(二流は一流を恐れ追い出す)
11-24 15:59

・オッサンを尊重すべきという幻想を捨てる
・オッサンへの圧力を高める。そのためにはオッサンへのフィードバックが必要。具体的にはきちんと意見を言い(オピニオン)、それでも改善しなければ退出(エグジット)すること
11-24 15:59

・美意識と知的戦闘力を高め、どこにでも行けるモビリティを高めておくことが重要。
今からでも、いつからでも遅くはない。今オッサンでも遅くはない。
11-24 15:59

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11月に読んだ本(3冊)

トインビー『戦争と文明』中央公論新社。2018

文明は、なぜ自らを破壊する戦争を生み出すのか。
スパルタ、アッシリア、フランク王国、チムール朝、ローマ。。。様々な国・文明の歴史を比較しながら文明と戦争の関係を解く。

浅野 正彦、 ジル・スティール(編著) 『現代日本社会の権力構造』 2018


ショーン・スタイン・スミス 『戦略的管理会計と統合報告』 同文館出版。2018


小原 大典『【天地人々ワレ一体】宇宙ととけあう究極の心法』 ヒカルランド。2018



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『走る、泳ぐ、ダマす アスリートがハマるドーピングの知られざる科学』

医療系専門書の出版社である金芳堂が、満を持して一般向けに出した。。。
と言うわけでもないかもしれないが、やっと僕でも読めそうな本が出ていたので拝読。
東京オリンピックの話題が落ち着いた頃にそっと出版するのも、原著が2012年のロンドンオリンピックの時に販売されたのに比べ商売っけがないというのか笑

クリス・クーパー(著)、 西 勝英(訳) 
『走る、泳ぐ、ダマす アスリートがハマるドーピングの知られざる科学』。金芳堂。2018

著者は生化学者であり、人工血液などの研究を行っている。研究者の視点からアスリートのドーピングについて科学的に分析しながら、何が公正なのかを考えていく。

衝撃的なのは、随所にでてくる競技者の写真とそのドーピング歴であろうか。
3ページでは1988年のソウル・オリンピック100メートル競技決勝のゴールシーンで8名が並ぶ写真が掲載され。。そのうち6名にドーピング(ステロイド、興奮薬など)の履歴があることが示されている。

ドーピングの歴史を追いながら様々な技術?が競技者に用いられてきたことが示されていく。
最初は食物について。カーボ・ローディングやクレアチン・カフェインなどが入った飲料の効果などが考察され、最後にサプリメントについてそのやや曖昧な位置づけが示される。
次に酸素について。血中酸素濃度をあげるための高地トレーニングについて書かれた後、血液・人工血液によるドーピングがパフォーマンス向上に役立つことを示しながら、そのチェックが今後も洗練されていくことが示唆される。

そして、筋肉の増強。そのために何が行われてきたかを、ステロイドを中心に考察する。特に女性アスリートのパフォーマンス向上に顕著にはたらく様子とその弊害などがまとめられる。

そして、薬から遺伝子ドーピングへと進んでいる様子と、そこにおける倫理的な問題について触れられる。

こういった中で、公正さとは何か、ドーピング摘発技術はドーピングに対抗してどう進んできたかなどが書かれ、過度な(本来の目的ではなかったような)摘発が行われていることへの懸念を示しつつ、科学的見地を取り入れることの重要性が説かれる。

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tag : 走る、泳ぐ、ダマす

『異教の隣人』(晶文社 )

釈徹宗、毎日新聞「異教の隣人」取材班、細川貂々
『異教の隣人』 晶文社。2018

毎日新聞(大阪本社版)にて2年間に渡り連載された異教徒ご近所さんの特集を、書籍化。
取材は浄土真宗の住職であり宗教学者でもある釈氏が中心となり、実際に関西の様々な宗教施設等を訪れて、異教の隣人の生活を見、声を聴く。

取り上げられる隣人さんたちは、イスラム教、ユダヤ教といった知られている宗教だけでなく、よく知られている宗教でも国による違いや-仏教(台湾仏教、ベトナム仏教)、キリスト教(韓国キリスト教、ブラジル教会)-、宗派による違い(コプト正教会)なども。
また、日本では馴染みが薄いヒンドゥー教、シク教、ジャイナ教といった南アジアの宗教なども取り上げられる。
さらに、韓国の巫俗や華僑の信仰など、取材の足は広がる。

読んでいて思ったのは、テーマがテーマだけに当然かもしれないが、宗教の違いを超えて、生活と宗教が自然に密着しているというか重なっている部分。また、宗教コミュニティが単に宗教についてだけでなく、生活のコミュニティとしても機能している部分。

今はあまり問題視されていないが、様々な国からの人々が日本で生活するようになっていく中で、これから大丈夫かなぁ(ムスリムの衣服に関しての欧米等での社会問題化)というような思いも少し抱きながら読了。

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ジャンル : 本・雑誌

tag : 異教の隣人

11月に読んだ本(仕事関係2冊、災害関係1冊)

雑多ですが3冊。

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 『わかる!使える! TPM入門』 日刊工業新聞社。2018

工場の人と話すときの参考にするために読んだ本。TPMの考え方や取り組み方がわかりやすく記載されている。

横山 公一、 久野 康成『オフィスの生産性革命! 電子認証ペーパーレス入門』 TCG出版。2018

最後の方が少し製品紹介やサービス紹介的になる気がしなくもないが。。。
ペーパーレスが目的ではなく、仕事をどう変えるかの中で手段としてペーパーレスがある、ということを理解して進めないと、自分の会社ではうまくいかないだろうなぁと思いながら読みました。

高口 洋人、 山田 一輝 『災害に強い建築物 レジリエンス力で評価する』早稲田大学出版部。2018

災害に強い建物をどう評価するか。保険などでの考え方を説明。


テーマ : 週刊少年サンデー感想
ジャンル : 本・雑誌

『追跡! 辺境微生物 砂漠・温泉から北極・南極まで』 (他2冊、生き物関係)

11月に読んだ本。続けて3冊、生物(というのか)ものを読んでみました。

中井 亮佑『追跡! 辺境微生物 砂漠・温泉から北極・南極まで』 築地書館。 2018

北は北極から、南は南極まで。
砂漠ではヒトコブラクダの乗り難さに直面し、時に温泉といいながら高温の世界へ行きながら、不思議な極限にすむ生物達を追う。
生物の小ささの不思議(どこまでを生物というのか)、高温や低温下など辺境で生きる生物の魅力にとり憑かれた(笑)若い生物学者の研究生活。

沼田 治 『ノーベル賞に二度も輝いた 不思議な生物 テトラヒメナの魅力』。慶應義塾大学出版会。2018

リボザイム、テロメア。。。分子生物学における重要な発見の陰にひっそりといたのはテトラヒメナだった。
テトラヒメナという不思議な生物の生物・研究素材としての魅力(7つの性を持つ等々)と、テトラヒメナ研究者グループの素晴らしさを、テトラヒメナ研究者が語る。

永宗 喜三郎、 島野 智之、矢吹 彬憲 (編) 『アメーバのはなし 原生生物・人・感染症』。朝倉書店。2018

アメーバだけでなく、原生生物一般について知ることができる本。
専門書でありながら(専門書らしいお値段ではあるが)、わかりやすく読み進むことができる。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

11月に読んだ本(3冊)

流し読みで3冊。

竹内 啓『歴史と統計学 人・時代・思想』  日本経済新聞出版社。2018

統計学が国家によって利用されたのは、税や兵役のための人口把握のためであったという歴史的な話と、統計学そのものの変遷(や統計学の理論的な内容)について。

日本写真家協会(編)『SNS時代の写真ルールとマナー』 朝日新書。2016

肖像権や著作権との関係をわかりやすく事例別に説明

よこやま いさお『毎日カワイイふろしき』  玄光社MOOK。2013

マツコの知らない世界に出ていた方の著書。ふろしきライフデザイナーという職業を自分で作ってしまったのがすごいなぁと




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

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