4月に読んだ本(2冊)

4月に読んだ本から2冊。

トム・キットウッド 『認知症のパーソン・センタード・ケア 新しいケアへの文化へ』。クリエイツかもがわ。2017(2005年の復刊)

Amazonには2017年の加筆修正されて出た版はまだなかったので、2005年の出版のもので。

「認知症の」人ではなく、認知症の「人」。

病気や症状ではなく、人そのものへ目を向けケアを考えると、過去行われてきた人を傷つけるケア(だます、できることをさせない、子ども扱い、おびやかす、レッテルを貼る、汚名を着せる、急がせる、主観的事実を認めない、仲間はずれ、モノ扱い、無視する、無理強い、放置、非難、中断、からかう、軽蔑する)が相手を傷つけ恐怖を与え、そして人として否定された生活を送ることに繋がっていることが見えてくる。

認知症には
・認めること(それぞれの独自性を認め、人として出会う)
・交渉(認知症の人にあえて尋ね、相談し、聞く)
・共同(自由裁量の余地を残し、押し付けや強制は極力避ける)
・遊び(介護者は自由に創造的に)
・ティマレーション(認知症の人には感覚を通した喜びを、介護者には自身の感覚を通したくつろぎを)
・お祝い(介護者は素直に喜びを)
・リラクセーション(介護者への休息)
・バリデーション
・抱えること
・ファシリテーション
・創造的行為
・贈与
などといった介護者・認知症の人それぞれに求められることがある。


スタニスラス・ドゥアンヌ『意識と脳 思考はいかにコード化されるか』 紀伊國屋書店。2015

人間の無意識は非常に多くのことを実現している。
にもかかわらず、意識がなぜ人間に芽生え発達してきたか。その機能は何か、を考察する。
意識は自己の中での情報共有・結合性により形成され、自己の知識をコード化することでできるのではないか。

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

ホンの本好き

Author:ホンの本好き
読んだ本からオススメの本を、半分備忘録的に記録します~

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる